9/12 カネロ vs GGGⅢ 対戦合意 | ボクシング・ダイアローグ

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米メディア 『ボクシング・シーン.com』 によると、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)とゲンナディ・〝GGG〟ゴロフキン(カザフスタン)が、9月12日にラバーマッチを行うことで合意した、とのこと。

 

場所はテキサス州ダラスのAT&Tスタジアム、ウェイトはミドル級らしいものの、まだ合意に達したという段階に過ぎないようなので、ひとまず頭の隅っこに置いておけばいいレベルの話かな、と思います。

 

それにしても・・・ カネロは(一応)6月にビリー・ジョー・ソゥンダース(英)戦、GGGも同月にカミル・シェルメタ(ポーランド)との指名戦がそれぞれ予定されて(見込まれて)いるため、前々からの噂のとおり?に9月のラバーマッチが早々と報じられたことにはちょっとビックリ。

 

何せ、新型コロナウィルス感染拡大ストップ&医療の対処策が確立しない限りは6月の興業すら見通しが立たない状況なのに、それを飛び越えて9月の対戦合意とは・・・

 

率直に、まー気の早い話だな、という気は否めず、で。

 

ソゥンダース戦はまだ正式発表されていないこともあり、自分の意向をほぼ通せる?立場のカネロはソゥンダースを袖に振り、ダイレクト・ラバーマッチに向かっても問題ないのかもしれませんが・・・

 

本来3月にセットされていたシェルメタ戦を自身の怪我で延期しているGGGの方は、この指名戦を最優先せざるを得ないのでは?

 

ただ、ビッグマネーファイトをしたいカネロと、そのカネロに1敗1分で雪辱に燃えるGGGの対戦だけに、新型コロナが依然このまま収束せず、もし6月、7月に両者とも試合ができない場合、或いはGGGがIBF王座を返上(剥奪かも)してでもラバーマッチを選択する可能性はあるかも?

 

とはいえ・・・

 

想像以上に新型コロナが長引きそうな感も強い現状の中で、半年先のビッグマッチの話をされてもピンとこないと言うか、イマイチ現実味がないのが個人的なホンネです。

 

特効薬の開発には最短でも9ヶ月かかる(と解説しているTV番組か何かがありました)、という医療専門家の見解どおりなのであれば、それができるのをじっと待つ、っていうのも厳しい話。

 

やはり、季節性インフルエンザみたいに自然収束してくれることに期待を託します。