涙のzoom研修 | 黒猫なつくかな?

涙のzoom研修


皆さま、先の記事には温かいコメントをありがとうございました。
個別にお返事できず失礼しました。


私たちは、続く生活を変わらず過ごしています。
折々に思い出して涙する事も、やがて少なくなり柔らかな思い出に変わっていくのだと思います。



年明けからずっと仕事が忙しく、出勤と残業が続いていたのですが、その日はたまたま在宅でオンライン研修が予定されていました。

それを見計らったかのように、朝、逝きました。

死に目にも立ち会う事ができ、その日は一日、みけるの亡骸を傍らに置いて研修を受けました。
一日一緒にいられて良かったです。



zoom研修は、こんな感じで全国の社内のメンバーで行います。
(画像引用・手作り雑貨イラストみみずくのnaoさん)


受講直前に亡くなったので、私は少し遅刻して参加しました。




一人、号泣してる女がいる、っていう。


研修の流れは、全体で講師の話を聞いたり(この間はさめざめと泣いてた)、グループディスカッションの時は少人数で論議します。

グルディスの自己紹介の時には「すみません、今しがた飼い猫が亡くなって、こんな様子で。亡骸とともに受けています」と説明。
ま、言われた方も「お……おう」て感じでしたが。


その後は、社会人なので気を取り直して、それでもなんとか普通に受講やディスカッションしていました。


夕方、最後のグルディスで雑談になった時のこと。
一人の方が言いました。


「あの……むにすさん。今朝、猫ちゃんが亡くなったっておっしゃいましたよね……」


「あ、はい。見ます?」



「ややや、結構です。ちょっと言いにくいんですけど、グルディス中、ずっと猫の鳴き声が聞こえてきたんですけど……」


「あ!僕もそれ思ってました。良かったー、僕だけじゃないんだ」



「私も聞こえてました。言い出しにくくて……空耳かなぁと」






…………。






つって。