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中学受験あれこれ

大手進学塾に21年間勤めた後、飲食店経営の傍ら家庭教師をやっています。双子の息子達も今年受験をし、塾と講師と親の立場からお話しできればと思っています。

9月16日(日)に小6合不合判定模試が実施されました。
算数と理科を独断と偏見で講評したいと思います。

算数
全体的に基本的な問題から発展的な問題までバランスよく出題されるされていたと思います。
算数があまり得意ではないお子さんは1️⃣と2️⃣でしっかり得点する必要があるでしょう。

3️⃣は場合の数
(2)の数え上げは出来ていないならしっかり復習しておかなければいけない問題です。

4️⃣は平面図形
(1)はサービス問題
(2)は気づけば補助線一発で解けます。

5️⃣は食塩水
やりとり問題にしては複雑ではないので、問題文とおりに解き進めていければそれほど難しくはないでしょう。

6️⃣は一行問題の応用
そんなに難しくない印象。
(2)は等しい角度が捉えられれば複雑ではない。

7️⃣は整数問題
問題文の意味がわかれば(1)は解けます。
(2)も答えが3つとあるため、ハードルを下げていた印象。
算数が得意なお子さんは(2)まではしっかり取りたいところです。

8️⃣は流水算
ダイヤグラムを描いて解く問題。
(1)から結構手こずると思います。
(2)はかなり難しい。

9️⃣は立体図形
相当練習していないと解けない問題。
(1)は切断面がわかるかがポイント。
 (2)は難しいがなかなか良問。


理科
基本から発展レベルまでバランスよく出題されていました。
1️⃣は気体の性質をしっかり理解していれば苦労しないでしょう。

2️⃣は気象
風の吹き方の原理をしっかり理解しているか問われています。基本的な問題と言えます。

3️⃣は食物連鎖
入試にそのまま出そうな問題です。
リード文の解読が鍵となります。
知識も細かいところを突いていて、なかなか取り切れないかもしれません。

4️⃣は中和
計算問題は男子校希望のお子さんはしっかり復習しておきたいですね。
それほど複雑ではないです。

5️⃣は天体
金星についてはこの時期基本は押さえておきたいところです。
金星の太陽面通過の問題は楽しめました。
難関校希望のお子さんはしっかり考え方を理解しておく必要があります。

以上好き勝手に講評してみました(^^)

あと4ヶ月半!
受験生頑張れ‼️