命尽きるまで
東京に帰る前日の夕方
キリ子さん (★) のお友達が、家の軒に卵を産んでいた
もう日も暮れて暗かったので
翌日に写真を撮ろうと思ったものの気がつけば昼
「あ、昨日のかまきりは?」
遊びに来ていた近所の陽子ちゃんが教えてくれた
「朝見たら、近くで死んどったわ」
その場所に行くと、綺麗に産みつけられた卵と
硬直して固まったままのカマキリ
あのかわいい目は、少しも動かない
涙が出そうになった
号泣したくなった
とても美しいと思った

キリ子さん (★) のお友達が、家の軒に卵を産んでいた
もう日も暮れて暗かったので
翌日に写真を撮ろうと思ったものの気がつけば昼
「あ、昨日のかまきりは?」
遊びに来ていた近所の陽子ちゃんが教えてくれた
「朝見たら、近くで死んどったわ」
その場所に行くと、綺麗に産みつけられた卵と
硬直して固まったままのカマキリ
あのかわいい目は、少しも動かない
涙が出そうになった
号泣したくなった
とても美しいと思った
「あなたは何のために産まれて来たの?」
「命尽きてまで子供を産むってどんな気持ち?」
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
キリ子さん、あなたももうすぐだね
あなたも、死ぬ前にこう言うのかな
"私、とってもしあわせよ"

来年、あなたに似た
小さな子供たちに会えますように
「命尽きてまで子供を産むってどんな気持ち?」
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
キリ子さん、あなたももうすぐだね
あなたも、死ぬ前にこう言うのかな
"私、とってもしあわせよ"

来年、あなたに似た
小さな子供たちに会えますように