こんばんは、むにえるです。

今日のブログは長くなります。
後、ちょっとメンタルがやられちゃってるので、ところどころ変になるかもです。
そんな感じですが、お付き合いいただければ、と思いますです。


まず、今年は羽ばたく年にするって前回のブログで宣言しましたが、それについての方針です。

今年の方針、テーマとしては、まず1つ目に世界観をもっと詰めるってことを考えてます。

世界観っていうと難しいんですが、今までは小さい靴は小さい靴でしかなかったところに、「小人の職人が同じ小人のために作った靴」みたいな、設定でもないですけど、そういうのをもっともっと広げていければと思ってます。

世界観というか、空気感も意識していければなぁと思ってて、そういう風に作品をちょっとずつリメイクしたり細かいところを変更したりしてます。

自分が目指したい空気感は、オレンジ色で、ちょっと埃っぽくて、ちょっと寂しくて暖かい、みたいな、ノスタルジックな空気で(難しいんだけどさ)、具体的なイメージだと、夕焼けが差してる古い雑貨屋みたいな感じの空気、世界観を表現していければと思ってはいます。

すごい難しいんだけどね。
自分の中で具体的に固まってても、それをそのまま形にできる訳ではなくて。
それは単に自分の技術不足なだけなんだけども。

頑張らないと。


次の方針。

作品の方針ですが、ミニチュアはもっとごちゃごちゃさせていこうと思います。ごちゃごちゃというと聞こえは悪いんですが、要するにディテールアップ、もっとパーツを増やして行こうってことです。

今までは何もなかったところにベルトを追加したり、1つにまとまってたパーツを分けて、可愛くしたり。
手間はかなり増えます。というか今リメイクした分でもそうとう増えてます。
でもできるならもっと可愛くすべきだと思うんです。
自分が前に進むなら、作品も前に進めていかないと。

と、言うわけで、一部作品の値段がちょっと上がっちゃいます。
今までより手間も材料もかかっちゃうので・・・。ご了承いただきたいな、と・・・。
上がっても200円くらいに抑えてみせるので、何卒新しいミニチュアシリーズもよろしくです。

次にお財布とかの実用作品について。

こっちは2つの方針をとります。

まずは大容量にこだわった作品。
大容量を実現しようとすると、必然的に革の総量とパーツ数が多くなるので、それを逆に生かして、カラーバリエーション豊富な感じで仕上げていこうと思います。
12個のパーツを使うとすると、全部の色を変えれば1000万以上のパターンが作れることになるわけです。(実際そこまでたくさん作れないけども)

ただ色数と革の量が多くなっちゃうので値段もお高めになっちゃいます。

でも革のお財布欲しいなぁ・・・。

そんな方に!

シンプルで使い勝手のいい実用作品をもう一つの方針にしてこうと思ってます。
凝った感じにはしないけど、使い勝手が良くて。それでいて長く使ってもらえるような作品です。

革の量も大容量シリーズよりは少ないので、手頃な価格になるかと思います。

本革のお財布を持ちたいけど、高くて・・・。とか、お手入れってどうしよう、みたいな人向けに、激安とは言えないけど他よりはちょっと手頃で、手作りならでは耐久性があって、長く付き合っていける作品を作れればと。
あと、簡単なお手入れの手引きだったり、イベントに持ってきてくれた方のむにえる印作品のお手入れ代行だったりもできればなぁって考えてます。

最近、自分の作品について考えてて。
作家は、売上が収入で、どうしてもそれを考えながら作らなきゃいけない。
価格の付け方も、素材選びも、そういうことを考慮してやっていく訳です。

でも、自分にとっては売るための作品なのかもしれないけど、それを実際に使うのはお客さんなんだよなー、って。

個人的な考え方なんですが、お客さんにサービスをしすぎる作家は結果を伸ばせないし(値下げとかしすぎて)、逆に売り上げを頭に入れ過ぎても結果は落ちると思ってます。(値段が高い、お客さんをみてない)。

そのバランスってすごいシビアで、しかも人それぞれだから試行錯誤してやっていくしかないです。
自分も1年目の最初はバランスが良かったのが、後半からサービス過剰になり、2年目はその反動で結果が落ちたのに焦って、売上目線に偏ってたと自己分析してます。

だからって、今バランスの取れた作家になりたいいうわけでもないんです。

きっと、お客さんに作家としてしてあげれることは、使い勝手のいい作品だったり、何度見ても可愛いって思ってもらえるものをひたすら追及して、作っていくことなんじゃないかって。

だから。そう思ったから、思いっきり自分の実力を発揮して、いろんな人が良かったと思えるような作品を、良かったと思える価格や素材で、作っていければと思います。

そのうえで、自分が楽しんでいければって。


ただ売れればいいんじゃないし、ただ作ればいいだけでもない。

使ってくれる人を見据えた作品を、作っていきます。
その上で、自分は結果も取りに行きます。

それができるだけの知識を付けて、それができるだけの技術を磨いて、それが実現できるだけのチャンスがあって。

頑張らないと、です。

方針のお話しはここまで。

昨日、今日とちょっといろいろあって、FacebookやTwitterで荒れ気味になっちゃっていろんな方にご心配おかけしてます。
ごめんなさいです。
一応むにえるは元気です。

うーん、ちょっといろいろ一緒にやってた作家さんとトラブっちゃって。
詳しくは伏せますけど(色々書いちゃってるから後の祭りなんだけども)、ややこしい話で。

どっちが悪いとか、そういうのは自分の主観も入っちゃうし、たとえ相手が悪くても、ここでそのお話をするのはちょっと違うと思うのでそれは言いません。

ここでお話したいのは、そのことの、ちょっと違う切り口。


今回トラブって、進行形で揉めてる訳ですが、結構自分としてはダメージがでかくて。
相手を結構信頼してたってのもあるんですが、そのトラブルで自分の今後のスケジュールがちょっとやばかったりで。

今もかなり忙しいのに、この後どうすんだよマジでなレベルでやばいです。

ちょっと折れそうにもなって、あんまりこういうことは言わないようにしてるTwitterやFacebookでつぶやいたりしたんです。知ってると思うけど。←


でその時に、大丈夫?って声かけてくれたり、いろいろと親身になって心配してくれたりする人が多くて。

もちろん、Twitterのフォロワーさんとかもそうなんですけど、特に先輩作家さんがフォローしてくれたり、話を聞いてくれたりしたことと、友達がそういう時でもいつも通り接してくれたこと。

自分としては本当に助かりましたし、今も助かってます。



自分は恵まれてると思ってます。
家族や友達、自分の近しい人たちは支えてくれてるし、応援してくれてる人もたくさんいて。

それを今回再確認したなぁと。

自分は結果もまだ大きく出せてもいないし、せっかくのオーダーも遅らせちゃったりもしたし、まだまだ技術不足だなって思うし。

そんな自分も、いろんな人に支えられて、守ってもらって。
本当に恵まれてるんだなって。

自分にはまだ他の作家さんを守れるくらいの力があるのか分からないし、自分が頑張って誰かの助けになってるのかも分からないけど。

自分が助けてもらったように、いつか他の作家さんを助けれるようになりたいなって思いました。



アドバイスというか、これから出展しようかなって考えてる人に。

まずは友達を作りましょう。
正直トラブルなんて付きものです。今回の自分はちょっと規模が大きいですけど。

嫌いな作家さんも出てくるし、心無い事も言われたりもします。

そういう時に、守って貰えなくても、半分こできるような作家さんがいてくれるだけで違うと思うんです。

先輩作家さんなら自分みたいに守ってくれる人もいるかもしれませんし。


まずはお隣のブースの人と仲良くなってみる。こうやって輪を広げていくんです。

もしかしたらお隣の人がイヤーな人かもしれないし、友達になった人と揉めちゃうかもしれません、
でも、支えてくれる人、応援してくれる人は他にもきっとたくさんできると思うんです。

だから、たくさんの人が楽しく作家として活動していければなって思います。


理想かもしれないけれど、そういう人がいた時に、守れるくらい強い作家になれるように。

もっともっと頑張りたいと思います。


今日はここまで!
長い!けど書いた!
読んでくれてありがたいですます!

ではまた!