仕事をしていると叱られて嫌な思いをしたり
落ち込んだりすることがあるかもしれません。
叱られることはあまり気持ちの良いものではありません。
できることなら避けて通りたい道です。
しかし、もしこの世から「叱る人」が消えてしまったら、
どうなってしまうでしょう。
「ミスしちゃった」
「いいよいいよ、なんとかなるよ」
一見穏やかに思えるそんな環境が、知らず知らずのうちに
物の見方や考え方を甘くさせてしまい、そこに「もろさ」や
「弱さ」が生み出され、仕事の質を低下させてしまいます。
落ち込んだり、嫌な思いをするのは
人間である以上仕方がありません。
大切なのは、その後の対応です。
考える作業を面倒くさがって怠れば、
せっかく叱られても成長することはできません。
仕事で真剣に叱ってくれる人は、
あなたにとって貴重な財産です。
なぜなら叱られて気づいたり学んだりすることで、
あなたの真の値打ちが引き出されるからです。
但し、叱ってくれている人も
あなたのためにエネルギーを消費するので疲れます。
相手に再び迷惑をかけないためには、
叱られたことをネガティブに受け止めず、
謙虚さや誠実さをもって熱心に取り組む必要があります。
そうすればより早く仕事を吸収することができるようになり、
自分に真剣に叱ってくれた人に対して感謝の気持ちを
「結果」で示すことができます。
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