何か問題が起きて、それについて話し合うとき、
いつも悪役にされたり、嫌がられる人がいます。
それは人一倍、身を乗り出して「意見」を言う人です。
「〇〇君の考えだと、こういう問題が起きちゃうんだよね」
「〇〇さんの案だと、ここはOKだけど、あそこはうまくいかないよね」
意見というのは、大抵は何かを否定したり、
悪い可能性を示唆するものが多いです。
意見を言って、それでおしまいという人は好かれません。
悪い可能性を言う人、否定する人というのは、
ネガティブでマイナスな印象を与えてしまいます。
ところがアイデアを言える人は好かれます。
問題を解決する可能性や打開策を提案すると、
相手にポジティブな好印象を与えます。
意見を言ってさらにアイデアを言える人は、
好かれるうえに頼りになります。
問題の核となっている部分や、目を覆いたくなる部分をきっちりと浮き彫りにし、
それをやっつける案を叩き出すことができるからです。
そうすることで、問題解決に向かって物事が進行していきます。
世の中にはこの3パターンの人間がいます。
さて、あなたはどれに属していますか?
私は社会人になったばかりの頃は、
生意気にも「意見」が多い青二才でした。
ろくに解決案も生み出さずに、目についた悪い部分、人のだらしない部分、
仕事のシステムがうまく回っていない部分に意見を言いまくっていたのです。
ある日、それを見かねた上司が、
「おまえが言いたい事はよくわかった。で、どうしたら良いと思う?」
と言われ、一言も言葉を発することができませんでした。
そのとき、とってもみじめな思いをしました。
アイデア1つ考えずに、ただ意見を述べている自分は、
はっきり言って致命的だと言うことに気づいたのです。
意見を言われた人たちは嫌な思いをし、そして現状は何も変わらないのです。
そのとき、「自分はなんて嫌なヤツなんだ・・・」と後悔した事は忘れもしません。
それをきっかけに、「どうせ意見を言うのならアイデアも一緒に提案できるようになろう」
と考えるようになったのです。
たとえ問題を指摘するような意見を言われても、アイデアをいろいろ提案することで、
相手の心には「自分が責められている」のではなく、「問題にフォーカスしているんだ」
という思いが伝わり、一緒になって問題解決に向けて取り組めるようになります。
「相手が悪いのではない、問題が悪いんだ」
この区別はとても重要な事かもしれません。
人は意見を言われるとグッタリ疲れますが、
アイデアを言われると希望が湧きます。
ちょっとした言い方や考え方で、
人間関係を壊すことも、築き上げていくことも可能なのです。
上手な言い方で、問題を気持ちよく解決していきましょう。
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