「色々試したけど、肌の乾燥が治らない」

「肌の乾燥をどうにかしたい」


そんな人に知ってほしい、選ぶべき保湿成分のお話しです。



まず、『美容成分』と『薬用成分』があるのはご存知でしょうか?


美容成分とは、健康を維持したり、美しくなるための効果が期待できる成分のことで、人体への作用が穏やかなもの。化粧品に配合されている成分です。


薬用成分とは、病気を治したり症状を緩和したりする効果が国で認可されていて、人体への作用が大きいもの。医薬品に配合されている成分です。


つまり、美容成分より薬用成分のほうが効果が高い、ということ。

ですが、薬用成分には副作用があり、美容成分にはほとんどない、ということでもあります。


だから、病気でもないのに医薬品を使い続けるわけにはいかないのです。



そこで、この薬用成分を人体への作用が穏やかなレベルの濃度に調整して化粧品に配合したものがあります。

それが、薬品化粧品=医薬部外品です。


薬用化粧品は、医薬品ほどの効果はないものの、一般の化粧品より効果が感じやすく、日常使いもできるというものになります。


なので、

💡日頃から乾燥肌に悩んでいる人は、保湿の薬用成分が配合された薬用化粧品を使うことをおすすめします。



そこで私がおすすめする成分が、

『ヘパリン類似物質』です。


よく肌の乾燥悩みで皮膚科に行くと処方されるクリーム(医薬品)にも入っているヒューメクタントの成分です。


ヘパリン類似物質は「角質層保水力増強」という保湿の効果を持っています。

実は、この保湿効果を持っている薬用成分はヘパリン類似物質だけなんです。


例えば、ヒューメクタントというものが、両手が生えている存在で、手に水をぎゅっと握りしめることで水分をキープしてくれるイメージだとします。


ヘパリン類似物質は、千手観音のように手がたくさん生えていて、さらに肌深くまで進んでいくことができるため、高い保湿効果が期待できるのです。



しかし!

ヘパリン類似物質を含めヒューメクタントというものは水性の成分なのですが、


肌の表面というのは油性の性質を持っていて水をはじく性質があるため、水性の成分を浸透させることが難しくなっています。


せっかくの高い保水効果を持っていても、浸透できなかったらあまり意味がないですよね。



そこでおすすめする方法が、

💡事前にシートマスクを使って水分たっぷりの状態にしておいてから、乾く前にヘパリン類似物質のアイテムを使うことです。


事前に水分たっぷりの状態にしておくことで、肌の表面が水をはじく力を一時的に鈍らせて浸透しやすくする効果と、千手観音のように生えたたくさんの手により多くの水分を持たせてあげるというWの効果を狙うことができます。


さらに、シートマスク自体にも保湿成分が入っているものを使うことによって、より高い保湿効果が期待できますよ。




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肌の乾燥から少しでも早く解放されますように🌟