予めご了承ください。

あくまでも、個人的ど素人の感覚による「実感実証」で書いてます。

そんでもって「これは大事じゃ」と思ってることなど、どうでもいいことなどなど・・・・(笑)。

相変わらずの「ベースに関するお話&私的忘備録」です。

無理して読むのはお勧めしません(笑)。



ここ2~3年(笑)で一気にベースの機材に対する「軸」のようなものができたと思う。
一人でベースや機材と格闘(?)していると、「へ~・・・」とか「ほ~」なのだ。



今回は「GOLIATH III(ベースアンプ用スピーカーキャビネット)のツイーター復活作業」をやった。
「そんなもん、元々の配線にもどしただけやろうもん」と言われちゃいそうじゃけど、んなわけないっしょ(笑)。
頭の中の計画では、所有する全ベースキャビネットと同じ内部配線「MOGAMI製3104(3103)12AWG」で作り直すつもりだった。
だが、今ついてる「pioneer製14AWG」でも充分いい音はしてる。
この時点ではツイーター回路は付いてない。
高音部分を手軽に足せる(引けるともいえるな)「ツイーター」を意図的に外していたのだ。
自分だけで使うのであれば、無問題なのだが・・・・

目的は「普通に使えるようにする事(笑)。」なのだ。

ほな今の状態は普通ちゃうんか?って、いや~ツイッター無くったって問題無いねんけど。
問題は無いねんけど、バランスじゃね。
バランスや思いますねんやわ。

話は少々脱線しますが、来月発売される「ベースマガジン」の特集記事が「ベースキャビネットの話」とほーじん様がFBに書いてらっしゃいました。
「自分の出したい音」っちゅうもんは、具体的言葉での説明が僕には難しいのでおぼろげな「良い音」みたく表現してしまうものだ。

そないにして考えると、楽器メーカーの提示する「ベースアンプ」って「楽器」は意外と「キャラが強い楽器」と思うようになった。
ベースアンプを楽器と書くのは異論があるかもとも思えるが、エレクトリックベースはアンプにつないでなんぼだ。
「アコべもあるやんけ」言われそうだが、ほんなんわかっちょるわ(笑)。

全く拘りもなく「出たとこ勝負」な頃は考えもしなかった事だが、「ベースアンプにつないだ音」の必要とされる場所の限定的なこと。
「スイッチングアンプの超小型ベースアンプヘッド全盛の時代」、キャビは貸しスタジオのを借りてとかライブハウスのつるしの奴につないで・・・
現実はそうなのだ。
「ヘッド(ベースアンプ)だけは売れるけど・・・」キャビ(スピーカーキャビネット)無くて大丈夫なん?とか僕は思っちゃいますが、一時は僕も似たような方向に足が向いてた(笑)。

今は軽くっても重い音のするキャビも存在している(らしい・・・・)。
そういえば、JINOさんのライブでアギュラーのキャビがすごく軽いけど(持ったことないからわかんないけど・・・)いい音してたな・・・

僕は今や「エレボ信者」である。

重たいことが「正義」なのだ。

「GOLIATH III」以外はElectro-Voiceのスピーカーユニットだ。
ボチボチ「GOLIATH III」の話に戻ろう・・・・(笑)。

この「SWR製GOLIATH III」はけっこう古い。
最初の「GOLIATH 」が発売されたのは1986年だそうだ。
改めて「SPEC」を調べると高性能なベースキャビネットですな。
ただ、素人ながら・・・・

手に入れた状態(まあボロボロでしたよ)から見よう見まねで修理して使いだして、「フォンジャックからスピコンジャックへの改造&内部配線アップグレード」をしてみて、「意図的なのかメーカーの設計なのか」は解りませんが「内部配線交換でグッとするキャビ」に変わった。

コストって話になるとこですな。

どないやったらこないボロボロになんねんって印象の僕のGOLIATHですが、10インチスピーカー4発中1発が別のスピーカーに代わっている。
デフォルトでも「エミネンス製」のようだが、1発だけバインディングポストが金メッキのエミネンス製スピーカーユニットが入っている。
スピーカーユニットが「エミネンス製」ってとこは優秀なパーツと思うが、内部配線がほっそい(´;ω;`)。
おまけに銀メッキ線だ。
僕はキラキラな銅線が好きだ(笑)。
ここは好みと思うが、「なんでこんなにほっそいねん!」と思うようになったのはいろいろ勉強してからである(笑)。
「一音一音魂込めてぶちかます」とは言わないが(笑)、エレクトリックベースの音の幅は思いの外「広い」のだ。

話はまた脱線するが・・・・

配達の帰りにバンド小屋に立ち寄り、使っていないベースキャビネットの内部配線を調べてきた。
型番は忘れたが「PEAVY製」の「4Ω700W10インチ4発ベースキャビネット」だ。
何キロか解らんが「滅茶苦茶重たいベースキャビネット」だった。
石臼を持って以来痛めた右腕の今は、一人で持ち運びたくない重さだ。
虫眼鏡を持っていけばよかったと後で後悔したが、今迄見てきたキャビネットのなかでは内部配線含めて上位ランクだ。
残念ながらスピーカー入力が「フォンジャック」なのは「古い年式」を考えれば仕方が無い。
再度確認したろ。
スピーカーユニットがどんなものが入ってるかは不明だが、あれだけの重さ(ほんまに滅茶苦茶重いのよ)と考えれば「スピーカーユニット」単体が重たいユニットではないかと思います。
このPEAVYのキャビ、「Fender Rumble150」を繋いで使っていた。
持ち主のSさんの趣味らしい。
スタジオの棚で眠っていた「Rumble」をちょっと借りてきた(笑)。
因みに今スタジオに置いている「ベリンガーコンボ」もSさんのベーアンだ。
今夜仕事が終わったら久しぶりに「Rumble」を「WAMPのキャビ&GOLIATH」に繋いで鳴らしてみようと思ってる。
そういえば、この「PEAVYキャビ」もツイーターの調子が悪かった記憶が・・・・(笑)。

さて、「GOLIATH III」の話に戻る。
書いてる本人もこの「長い文章」に飽きてきているが(笑)、今回改めて元々のスピーカーの配線の長さを調べてみるとトータル片側「79cm」だった。
偶然なのか法則があるのか解らんが、僕のGOLIATH以外のElectro-Voiceキャビ(WAMP180も含めて)は全て内部配線を「80cm」に揃えてある(然し、THRU-OUTは含まない)。
「ほ~・・・・」である。
誰かに聞いたとかどっかで調べたって話ではない。
単純に「ギリギリ作業組込み出来る長さ」だった。

WAMP180のスピーカーユニットをクラシックプロのスピーカーユニットに交換したのが一番始めにベースアンプをいじった作業ではあるが、少なからず知識を得てGOLIATHの内部配線を「14AWGのOFC配線材に交換」した時の音の変わりよう。
「へ~・・・」だったな。
ただ、じつは作業時にへたこいてしまい上下2発ずつのスピーカー配線の長さが違っていたのだ。
ツイーター回路の復活に合わせてこの「内部配線の長さを統一する」のが「主たる目的」である。
ツイーターユニットへの配線の長さは、元々の配線の長さに合わせることにした。
スピーカーユニットへの(回路基部からの)配線は上下共「80cm」に。
スピーカーユニットは2発ずつ上下を並列接続している。
純粋に長さが揃っていないのは仕方が無い。
ツイーター回路があるので。

気分的なものかもしれないが、ツイーター回路の配線もスピーカーユニットに繋いでいる14AWG OFC線材に変更したので「音に纏まり」を感じる。

気のせいか・・・・

ツイーターのアッテネーター(ボリューム)も効きが良い。

気のせいか・・・・

やったぞって気になってるからかな・・・

気のせいかな・・・・

スピーカーユニットのコーティングもやったし、気分かな・・・・

今日昼間配達から帰ってきて倉庫に置いてる「GOLIATH III」を見ると、スピーカーユニットが艶艶に見えて「あと10年は戦える!」感を醸し出している。

気のせいか・・・・

ツイーター回路の復活で、元々の能力を(それ以上の)GOLIATHIIIは得たと思うが・・・・

書き過ぎか・・・・

所詮素人作業ですから・・・・(笑)。