4月に読んだ本をご紹介 | Kommentar of Creative!!

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Kommentar of Creative…略して「こんくり!」

こんくり!では
・ジャンルを問わず、知的になれそうな本の紹介
・話し相手を「おっ!」と言わせる知的ネタ
・参加したセミナーなどのイベント(とその打ち上げ)

以上の3つを軸にしつつ、いろいろと書いていきます。

どうも!赤めがねのむねしょんです。
今回も月の頭恒例、先月こんな本読みましたよー!という記事です。

それではさっそく参りましょう。

*     *     *

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:8372ページ
ナイス数:7ナイス

日本人はなぜ日本のことを知らないのか (PHP新書)
読了日:4月3日 著者:竹田 恒泰
タイトルのおっしゃるとおり!
たとえば…海外では建国記念日は国をあげて祝うのに、日本はいちおう「建国記念日」があるだけ。
特別に祝うわけでもないし、そもそもどの時点で「建国」したのかも知らない…
日本人として知っておきたいことが満載でした。


世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら
読了日:4月3日 著者:川村 元気
本屋大賞ノミネート作…とかでしたっけ?
「◯◯が消えたなら」という if の世界のお話。
自己啓発のような、ファンタジーのような…カテゴライズしにくい作品ですねー。


羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)
読了日:4月4日 著者:村上 春樹
青春3部作も、ついにフィニッシュ!
後半の物語の「読ませる」力、凄まじいです。


非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
読了日:4月4日 著者:神田 昌典
2002年に出た本とは思えないくらい、良い本ですね。内容が古びてない。
ミッションを持つことの重要性、潜在意識を活用することなどが書かれている。


心をつかみ人を動かす 説明の技術
読了日:4月8日 著者:木田 知廣
「人間は論理で納得し、心理で動く」
有効な説明をするためのエッセンスがぎっしりと詰まった本。
おすすめです。

書評かきました。
ロジカル&サイコロジカル!


人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)
読了日:4月9日 著者:森 博嗣
抽象的に物事を考えることの難しさ、有用性を説いている本。
いやぁ、これは面白い。近々また読み返します。


悪魔のささやき (集英社新書)
読了日:4月9日 著者:加賀 乙彦
殺人などの凶悪犯罪者のうち、少なくない人数がこのように言うそうです。
「あのときは、悪魔にささやかれたんだ…」
宗教の類ではありません。私たちの心の中には、「一線」を越えさせようとする悪魔のようなものが、潜んでいるかもしれないのです。


モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
読了日:4月10日 著者:ダニエル・ピンク
タイトルどおり、モチベーションについて熱く語られている本。
新時代のモチベーション=モチベーション3.0を、あなたの脳にもインストールしましょう!


不思議の国のアリス (角川文庫)
読了日:4月10日 著者:ルイス・キャロル
言葉遊びが面白い作品。
翻訳者が頑張ってくれたようだけど、やっぱり邦訳の段階で韻なんかはある程度損なわれちゃうんだろうなぁ…
いつか英語で読みたい作品です。


性格を科学する心理学のはなし―血液型性格判断に別れを告げよう性格を科学する心理学のはなし―血液型性格判断に別れを告げよう
読了日:4月10日 著者:小塩真司
いまでも根強い血液型正確判断。「説明書」シリーズは一時期ブームにもなりましたね。
そのようなものを批判しつつ、正確について「科学」している本。
本は薄いですが、内容はなかなか濃かったです。


仕事を200%伸ばす!「色」のチカラ仕事を200%伸ばす!「色」のチカラ
読了日:4月10日 著者:石井 亜由美
色が相手にどういった印象をあたえるのかについて書かれている。
人を春夏秋冬に分け、自分にはどの系統の色が合っているのかをチェックできるページもあり。
「好きな色」と「似合う色」って、違いますからねー!


1Q84 BOOK 1
読了日:4月10日 著者:村上 春樹
村上春樹の最も長い(と思われる)長編。
青豆と天吾、2人を軸に物語は進んでいきます。
これが発売された当時、ビックブラザーの方の『1984年』が並べて販売されてましたね。
間違えて買った(!)知り合いがいたことを思い出しました。


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
読了日:4月14日 著者:村上 春樹
いまも書店の売れ筋、店によっては品薄状態なようですね。
最初の数ページで、ぐっと引き込まれました。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、いままでの作品とはちょっと違う設定な気がして面白かったです。


村上春樹を知りたい。 (学研ムック)
読了日:4月14日 著者:
上の「色彩を持たない~」の発売にあわせて発行されたのかな?
芸能人へのインタビュー、村上春樹の作品のまとめなどが載っています。
巻末の「村上春樹検定」は、なかなか面白かった!


顔は口ほどに嘘をつく顔は口ほどに嘘をつく
読了日:4月15日 著者:ポール・エクマン
アメリカのドラマ「Lie to me」でもスポットライトをあてられた、表情の研究。
それについて、専門的にがっつり書かれています。
表情と感情について…名著ですな!


中身化する社会 (星海社新書)
読了日:4月15日 著者:菅付 雅信
「中身化」をキーワードに、時代の流れを読み解く。
だんだん、物質的な豊かさから心の豊かさへと、価値観がシフトしてきているんですね。


日本の文字: 「無声の思考」の封印を解く (ちくま新書)
読了日:4月18日 著者:石川 九楊
ひらがな、カタカナ、漢字…3つの文字を駆使している言語なんて、そうありません。
そんな特殊な日本語について、そして言語について語られている本。
面白い!


本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術
読了日:4月18日 著者:小飼 弾
圧倒的な読書量、痛快な書評を書いている小飼弾氏の読書観。
たいへんな読書家である彼だから語ることのできる読書に関する話は、とても楽しく読めます。
読書習慣の有無を問わず、本に興味がある人全員におすすめ!


ももクロの美学~〈わけのわからなさ〉の秘密~ (廣済堂新書)
読了日:4月20日 著者:安西 信一
ももクロのことを知らない人は、だいたい同じことを言う。「ももクロのなにがいいの?」と。
しかし、ももクロ好きの僕でも、それに答えるのは難しかった。
しかしこの本が、過去のアイドルや青春ガールズムービーなどとの比較により、ももクロの「わけのわからなさ」を説明してくれる。
いやぁ、ももクロ最高です。


1Q84 BOOK 2
読了日:4月20日 著者:村上 春樹
不思議な世界のなかで、各登場人物は何が正しいのかもわからず、ただ踊り続けます。
3巻の発売が発表されていなかった当時、青豆のラストシーンが話題になったことを覚えています…


恋文の技術 (ポプラ文庫)
読了日:4月23日 著者:森見 登美彦
こんなに面白い作品があったとは!!!
森見氏の独特の言い回しが好きな人は、ハマること間違いなしですね。


本当は怖い宇宙―最新理論があなたの常識をひっくり返す!本当は怖い宇宙―最新理論があなたの常識をひっくり返す!
読了日:4月24日 著者:
宇宙に関するオモシロ話が、見開きの2ページから4ページほどで紹介されている本。
サクサクっと楽しく読めました。


舟を編む舟を編む
読了日:4月25日 著者:三浦 しをん
いわずもがな、辞書をつくる人たちのお話ですね。
「僕も辞書づくりに携わりたい!」と本気で思うほど、面白く読めた作品。
これを読んだあとに、紙の辞書を1冊欲しくなりました。


アイデアのちからアイデアのちから
読了日:4月29日 著者:チップ・ハース,ダン・ハース
もともとは「勝間塾」の課題図書として読んだ本を、約2年ぶりに再読。
相手の記憶に「粘る」話をするための7つの法則が紹介されています。
海外では相当売れている本だとか…



面接ではウソをつけ (星海社新書)
読了日:4月29日 著者:菊原 智明
就職活動の一環として…
キャッチーに「ウソをつけ」なんてタイトルがついていますが、本当にワルい事をしろ、と言っているわけではないんです。面接では「明るい自分」を演出しなさい、という話です。
営業から学んだコミュニケーション術といったところでしょうか。
面白かった!


華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:4月29日 著者:レイ ブラッドベリ
いわゆるディストピアもの。
本を持つ事が禁じられた世界に住む主人公は、通報が入り次第本を焼きにいく焚書官。
本がない世界はどのようなものなのか、豊かな想像力で描かれます。


ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)
読了日:4月29日 著者:宇野常寛
ゼロ年代とは、2000年代のこと。
80年代、90年代の日本社会にあった「物語」を、週刊少年ジャンプの人気マンガやドラマ、映画などの物語とともに読み解く。
過去から学び、ゼロ年代以降はどう生きていくべきか…そんな1冊。


1Q84 BOOK 3
読了日:4月29日 著者:村上 春樹
不思議な世界での物語も、ついにクライマックス。
「月」を中心とした天吾と青豆の物語。
長さを感じさせない、「読ませる」作品ですねー。

読書メーター


*     *     *



ふぅ。
以上、再読も含め先月は30冊でした。

小説よりも早く読め、またページ数が多くはない新書を多く読んだ結果、こんな冊数を読んだことに…
1日1冊ペースって…!

あなたの心に響くような1冊はありましたでしょうか?



ではでは、あでゅー