白猫ぺーちゃんブログのファンの皆さま、本当にお久しぶりですニコニコ

このたび、白猫ぺーちゃんのブログ改め、

「それゆけ!よんにゃんず。」ブログを再開させてもらうことにしました宝石赤


と、その前に、少し、ぺーちゃんがなくなった時、私がペットロスに

なった時の事を書いてみようと思いました。(長文です)

ぺーちゃんが、亡くなったとき、本当にたくさんの皆さまから、メッセージを

頂き、ぺーちゃんが、こんなにも愛されていたのかと、改めて、実感しました。

とても励まされ、本当に感謝の気持ちで一杯でした。

それと同時に私は、ペットロスで、苦しんでいました。

突然いなくなった最愛のぺーちゃん。

朝起きると、涙がこぼれているのに気づきました。

それがしばらく続きました。

どうしてなのか、ぺーちゃんが生きているとき、いなくなる事を

まったく想像できなかった。どんな生き物でも、やがて、

いなくなる日がくるというのに。

初めての体験。

自分が小さい時に、シェパード犬の血が混じった雑種?を

実家で飼っていました。

色が黒いので、「ブラック」という名前でした。

ブラックは、大きな犬で、結構存在感のある犬でした。

家が農業をしていたので、番犬として飼われた犬でした。

私がブラックと一緒に生活したのは、

小学校1年か、2年になるくらいから、

高校生を卒業するまでしたので、ブラックの存在は、

いて、当たり前。家族の一員でした。

しかし、私が高校を卒業し、東京で、就職が決まって、

しばらくして、ブラックは天国に行きました。

実家に帰る機会がなく、私は、電話でその事を

知らされました。

そのとき、両親がブラックは最後、安らかに眠るように

亡くなった、という話をしてくれました。

もちろん、家族全員がブラックの事を悲しみました。

そもそも、犬にしては、本当に長生きだったと思います。

なぜ、ブラックの話をしたかというと、このように、

昔、犬を長い間、家で飼っていて、亡くなる、ということにも

直面した経験があるのです。

しかし、私は、ブラックの事で、とても泣いたし、悲しかったし、

ブラックに会いたかったのだけど、

今回、ぺーちゃんの時のように、ペットロスにはならなかったからです。

私はその事が不思議でした。

だって、ブラックといた時間とぺーちゃんといた時間では、

ブラックの方が断然、長かったし、もちろん、愛情だってありました。

そこで、考えました。

ブラックは、家族の一員だったけど、ブラックの世話は、

私の両親が見ていたということです。

もちろん、餌をあげたり、散歩に連れて行ったり、楽しい思い出はたくさんあります。

でも、それは、ほんの短い時間。

朝早くに学校に行って、中学校、高校ともなれば、

部活で、帰るのも遅い。

その点、両親は自営業。一日、ブラックと一緒にいるわけです。

なにかあったら、両親がブラックの面倒を見て・・。

ブラックも両親が大好きでした。両親が近くに寄ると、

大きく尻尾をふって、嬉しそうにする姿を今も思い出します。

だから、ブラックがなくなった時、私よりも、両親が、つらかったと思うのです。

ぺーちゃんは、どうか。

今度は、ブラックを飼っていた両親の立場に私たち夫婦がなりました。

野良猫で、子猫だったぺーちゃんを保護し、自分たちの子供のように、

可愛がりました。

食事も、下の世話も、病院も、すべての面倒を、夫婦で、見ていました。

ぺーちゃんは、私たち夫婦の子供だったのだと思います。

私たち夫婦には愛すべき(たまに憎らしいけど・w)一人息子がいます。

特に私は、一人っ子だった息子に次男(ぺーちゃん)ができたように

感じていたのかもしれません。

だから、ぺーちゃんが亡くなった時、子供がなくなったように

感じたのだと思います。

次の日から、世界が止まりました。

こんな経験は、初めてでした。

世界は回っているのに、私だけ、私の周りだけ、時間が止まっているかのようでした。

それでも、主人や息子は、ぺーちゃんの死を受け入れているように

見えました。(主人に関しては、ペットロスほどではないけど、それに近いものが

あったようです。あとから分かりました。)

私も、いつか、主人や息子のように、ぺーちゃんの死を受け入れられるのだろうか。

そう、思っていました。

つらくて、悲しくて、ああ、死を受け入れられないって、こういうことなのかと。

ペットロスになった人にしか、この気持ちはわからないのだと思います。

私は、正直、上手にペットロスを克服したわけではないのです。

でも、もし、ペットロスで苦しんでいる方がいれば、

その苦しみは、それでいいのだと思うのです。

泣いていいのだと。

悲しんでいいんだと。

自分を見失うくらい、深い闇に落ちてもいいんだと。

自分の殻に閉じこもってもいいんだと。


私は、何もできませんでした。

つらすぎて。

食事以外の事は主人にやってもらいました。

人に会うのもつらくて、自営業をやっているのですが、

お客様に合う以外は、人に会いませんでした。

笑えないからです。

そんな私が少しでも前に進めたのは、

悲しいという感情にふたをしなかったからかもしれません。

そして、時間が、時間が過ぎることが、心の薬になりました。

時間は、やさしく、なにも言わず、ただ、一緒によりそって

くれるように思えました。時間がたっていくことを、こんなに

ありがたいと思った事はないかもしれません。



ぺーちゃんがなくなって、一か月たったころ、

主人が元気のない私に、ある日こんなことを言ってくれました。

「弱い自分がいるという事を肯定してくれてたのがペーちゃんで、

その存在がなくなったから、辛くなったんだね。

でもこれからは、弱い自分もいるって、自分自身が肯定できるといいね、

弱い自分を、変えようとかしなくていいんだよ、それに気づければいいんだよ。」

はっと、しました。

そうだ、そうだったんだ、と。

そして、号泣しました。

子供だと思っていたぺーちゃんに、実は、私がずっと、慰めてもらっていたのだと。

不思議なことに、その言葉を主人が言ってくれてから、

少しづつですが、時間が動いてきたように感じました。

自分の弱さも、すべて、受け入れてくれた存在と少しでも一緒に

入れたこと。そして、それを、違う立場から、見つめてくれていた家族が

いつでもそばにいるということ。

弱い自分を認めたとき、暗くて、深い悲しみのそこに少しだけ光が

さしたように感じました。

そして、そんなことに気づかされて、一か月たち、ようやく、

ぺーちゃんのいない生活を受け入れられるようになったころ、

よんにゃんずと私たち家族は出会うのでした。

四匹の捨て猫を拾った経緯は、この前の記事に書きましたが、

その時は、気持ちがやっと整理できた頃に突然の四匹の子猫の

保護、ということもあり、面倒を見るのが正直、精一杯で、

ブログをお休みさせてもらいました。

今思えば、もし、よんにゃんずを保護していなければ、

私のペットロスは、どうなっていたのか、わかりません。

ただ、よんにゃんずのお世話は、私の、ぽっかり空いた

心を埋めてくれているのは確かなのです。

だからと言って、ぺーちゃんの代わりとは違うのです。

うまく言えないのですが・・。

先日、久しぶりに


PCに保存していたぺーちゃんの写真を見ました。


けれど、その写真を見ただけで、私は泣いていました。


透き通るぺーちゃんの青い目。


ああ、私は、何度この目に慰められて、勇気づけられて、元気をもらってきたのだろう。


そうだ、やっぱり、ぺーちゃんは弱い私を、全部受け入れてくれていたんだと。


涙があふれて止まらなかったです。


そして、ぺーちゃんはもしかすると、よんにゃんずを守る為に、


自分は天国に行ったのではないかと、そんな風に思ったのです。


ぺーちゃんはとってもびびりだったけど、もし、そうだとしたら、とっても男らしく、誇らしく生きた猫だったの


ではないかと。


そう思ったら、ぺーちゃんが身をもってよんにゃんずを守ったように、


私も本当に強くなろう、そう、思いました。


どんな自分も受け入れてくれて、そして、よんにゃんずを守る為に天国に行ったぺーちゃん。


安心してね、ぺーちゃん。母ちゃん、もう大丈夫だよ。


そして、ぺーちゃんの写真を見ながら思ったよ。


ぺーちゃんを世界一愛しているよ。安心して、天国で、暮らしてね。そう、思いました


私は、この時、やっとぺーちゃんの死を受け入れることができたのかもしれません。




そして、私のライフワークであった、こちらのブログを再開したいと

いう気持ちが強くなりました。

ぺーちゃんの子供であるかのように、白く、可愛いこの子たちを、

ぺーちゃんブログの続きとして、書いていけたらと思っています。

改めてですが、ぺーちゃんが亡くなった時、そして、よんにゃんずを保護した時に

お世話になった方たちに、本当に感謝致します。コメントしてくださった方、メッセージを

くださった方たち、そして、よんにゃんずを保護したとき、寄付してくださった皆様方、

本当に心から感謝申し上げますドキドキ

この新しいブログを、どうぞ、これからもよろしくお願いしますドキドキ

大変長くなりましたが、ここまで、読んでくださり、本当にありがとうございますラブラブ



※保護して二日目ラブラブ体重、300~400g・・・小さくて、ひよこのようでしたラブラブ










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