<8/7日の続きです>


マンションで留守番していた夫に連絡して


3人で東京駅に向かいました。


新幹線に乗る頃には、私と息子は少し落ち着いて


いました。


子供は、お友達から、素敵なプレゼントをたくさん


もらっていました。


ある男の子は、写真でアルバム風に、


自分の住んでいた場所から、学校までの


道のり、商店街を写真に収めてくれて、


秋田に行っても、これをみたら、私も息子も


いつでも自分達の住んでいて場所を思い出せる


ような素敵なアルバムでした。


クラスのみんなの寄せ書きの冊子も素敵だった。


新幹線の中で、それを見るのは、本当に


後ろ髪を引かれる思いでした。


そして、私はといえば、その日が平日で、


見送りにこれなかった働くママ


友達や、元職場の人から、メールをもらっていた。


「今新幹線の中だね!」私が新幹線の中で


寂しい思いをしてるのじゃないかって、


みんな、同じタイトルで、メール出すの、


やめてくれない(笑)


でも、嬉しいよ。そして、寂しいよ。


そんな複雑な思いでした。


新幹線の中はいろんな事を思いださせる


空間になっていました。


パパがパニック障害になって、なにもかも


ひっくり返ってしまった事。


大変だったけど、よくなるかもしれない事が


わかった事。改めて、この事は感謝でした。


夫は決してスリムでなく、いつも、子どもから


「パパってトトロに似てるよね」(実際似てます)


って言われていたので、体型からすると、


三大疾病を考えてもおかしくないくらい。


いますぐ、命にかかわる事ではない事は


ほんとに私の心を安心させてくれました。


たぶん、パパは秋田にいけば、よくなる。


そう確信はありました。


でも、そんな思いと裏腹に、新しい生活に


不安を抱えていました。


ふっと一人になると、よくない事ばかりを


考えてしまうので、この時も


秋田に住み始めた時も、私の心はいつも


緊張していたいました。


そんなに思いつめなくてもよかったんだと、


4年たった今は思えるのですがね・・。


そして、新幹線の中でパパはリラックスした


雰囲気で、自分の故郷に帰るのを楽しみに


している子どものような顔をしていました。


その顔を見ると、パニック障害の症状で


苦しんでいる時が思い出されて、


よかった。このやさしい顔がパパの顔だ・・。


ダイジョウブだよ。きっと。


と何度も自分に言い聞かせていました。


いろんな事に思いをはせている間に


私達は秋田に着いていました。


いよいよこれから、新しい生活の始まりです。


<つづく>