派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、衆議院政治倫理審査会が本日、岸田自民党総裁、武田良太志師会(二階派)事務総長が弁明された。

 全面公開の中でのやり取りであり、国民も理解する部分があったのではないか。

 政治倫理審査会は関係議員の弁明の場であり何の罰則規定もない。また、出席するかどうかは本人の判断で、過去に出席を要請、要求されても鳩山由紀夫氏のように出なかった例もある。テレビ中継を見ながら国民はどう受け止めたであろうか。

 今日は岸田総裁、武田代議士の2人だが、明日は清和政策研究会(安倍派)の4人が弁明される。

 志師会(二階派)2億6,460万円であり、清和政策研究会(安倍派)は6億7,654万円が届出をしていなかった。金額的に見ても清和政策研究会(安倍派)に対して多くの人が関心を持っていることだろう。明日のやり取りを注目したい。

 それにしても昨日、岸田総理が自民党総裁として自ら出席し、弁明すると発表して国会が動き始めたが、この点、岸田総理総裁の責任感、決断は見事なものだったと受け止める。

 リーダーシップを発揮すれとよく言われるが、立派なリーダーシップ発揮と受け止める。

 そのつど、そのつど言葉は踊るが、喉元過ぎれば熱さ忘れるでは無責任である。

 質問する側も答弁側も緊張感を持って真摯に向き合う姿は、まさに議会政治の在り方である。

 改めて明日の審議をよく見ていきたい。

 

28日のコメント

 チョモ・ラン・マーさん、戦後「貧乏人の子だくさん」という言葉がありましたが、皆仲良く活き活きと生活していたころが懐かしいです。

 坂口さん、岸田総理の決断、見事だと思います。トランプ前大統領が共和党指名争いでは圧倒的に優位ですね。

 BAHOさん、WHOがしっかり機能しているかどうか資金供与している以上、チェックが必要です。

 tokoton山の男さん、民主主義はルールがあって成り立つものです。国会議員がルールを守らないようでは話になりません。

 ひでおさんのおっしゃる通りです。

 松村訓明さん、いつも有難うございます。

 さださん、堂々と名を名乗って説明責任を果たす姿勢を示してほしいものです。