清和政策研究会(旧安倍派)の政治資金パーティーの不記載による事件で昨日、東京地方裁判所は会計責任者の松本淳一郎氏に禁錮3年、執行猶予5年の有罪を言い渡した。

 6億7500万円もの届出をしないとは異常である。政治資金には税金がかからないことになっている。それゆえに透明性、公開が求められている。

 清和政策研究会の座長(責任者)は塩谷立氏であった。本来ならば塩谷氏がすべての責任を取り、議員辞職すべき金額ではないか。それを事務局長に責任を取らせるとは何とも情けないことである。

 塩谷氏は次の選挙に「出ない」と表明したが「出ても勝てない」が事実ではないか。政治家の(いさぎよ)さが見えてこない。

このことは志帥会(二階派)にも言える。2億6千万円も不記載し、秘書が責任を取る形になった。この件も二階俊博氏が全責任を取れば国民の見る目も変わっていたことだろう。

 二階氏も次の選挙不出馬である。ならば身の処し方を早くし、責任の所在を明らかにしておけば国民の受け止めは違っていただろう。若い議員が可哀想である。

 27日、投開票の選挙、野党は裏金問題を突いてくることは間違いない。座長、会長という立場にありながら政治家としての矜持(きょうじ)を示さなかった責任は大きなツケとなるではと心配してやまない。

 読者の皆さんはどうお考えだろうか。

 

9月30日のコメント

 たけさん、政治の究極の目的は世界平和です。第3次大戦になると地球が滅びます。国際協調に向け、外交努力が必要です。

 松村訓明さん、アジア版NATOが必要かどうか議論されることでしょう。

 ひでおさん、健康が一番です。お身体大切にして下さい。

 さださん、加藤勝信氏は人物です。最初の選挙から私は加藤氏を応援してきました。