あんなに暑かったあの日から半年

6回目の月命日がありました。

雪が時折ちらつく程寒くて時の流れを感じました。



少し前から体調が悪くて


周りで感染症とかは流行っているけど

熱が出るとかではなく


食欲がなくてだるい

免疫力が下がってる感覚というか

気力がないというか


風邪ではあるんだろうけど自分の中に活力がないのを感じて


老夫婦とかで一方に先立たれると残されたほうが少しして亡くなる話を聞いたことあるけどこういう感覚かな、と思うような


このまま自然に後を追えたらどんなにいいかな、という考えが頭をよぎりました。




6回目の月命日は私の誕生日と同じ連休にあったので私は現実から逃げました。


何年も前だけど息子が家族で行きたいと行っていた場所に一泊で行きました。


一緒に来てくれるかな、と願って


何年も経ってから

息子がいなくなってから行くなんて

どんだけズレた母親なんだと思うのだけど

今は息子の思い出の場所を家族で行くのが少し支え


そして私と家族を辛い現実から少しでも逃避させるというのも目的のひとつ。


でも結局思い出巡りなのでどこに行っても頭の中は息子でいっぱいなのだけど。




やはり辛い。

あなたがいない。

こんなに辛く悲しい事が何故?



でも家族にとっていい旅行になったようで

ひとつの目的は達成出来たのが何よりの救い。




息子を想って

息子を偲んで

息子を感じて

6回目の月命日が過ぎました。




これからどれだけこの時間を過ごさなければいけないのか途方に暮れます。