息子の高校は近所。


嫌でも毎日同じ高校の子達を見ます。


最初はその中に息子を探してしまい泣く毎日でしたが


さすがに毎日過ぎて次第に慣れてきました。


しかし、カップルを見ると心がざわつく。




息子に彼女はいませんでした。


私が知らないだけではなく友人達もいないと言っていたので本当にいなかったのだと思います。


女の子に苦手意識を持っていた息子。


よく「うまく話せないんだよね」って言ってました。


席替えや選択授業の班替えがある度


「話したことない人で緊張する」とか


「話せる人で良かった」とか言っていた。

 

でも友人達に聞いてみると「普通に話してたよ」


クラスメイトからもらった色紙にも女の子から


「いつも勉強教えてくれてありがとう」とか


「くだらない話でも笑って聞いてくれて嬉しかったよ」とか書いてあるし


なんだよ、うまくやってたんじゃん


と思ったけどきっと頑張ってたんだろうね。




モテなかったわけじゃないみたいで息子に好意を持ってくれていた子も知ってるけどそれに気づくと避けてしまってた。


一度言っていたのが


「自分が人を愛するっていうのもだけどその人に愛されるっていうのが難しいと思う」


真面目過ぎるんだよ、ほんと。


なんて答えたか忘れてしまったけど


学生時代の恋愛なんてそんな難しくて重い話じゃないのに、と思う。





息子が生きていればもしかしたらあんな未来があったのかも


大切な人が出来れば世界が広がったんじゃないか


考えてしまいます。




何より息子の彼女に会ってみたかった。


友人とそんな妄想をしたこともあったけど


「絶対息子くんの選んだ人ならいい、って仲良くしてそう〜」


って言われて「そうなるといいな」とずっと思ってた。




そんな幸せな未来が見たかった。