まみーです。
10／2はアスペルガーアラウンド主催による、午前中は団体代表ソラさん講師でのカサンドラandASD勉強会、午後はソラさん御夫婦による(夫はアスペルガー当事者)夫婦講演会と、ひじょーに濃密な１日でした
私はスタッフとして、オンライン参加者さんの受付やフォローなどお手伝い。
リアルでは東京ボランティアセンターが会場となり、それをzoomで生配信するというアスペルガーアラウンドでは初の試みとなったこのイベント。
午前、午後あわせて100名以上の参加があり、会場参加者もオンライン参加者にとっても有意義なイベントだったのではないかな。
まずは、ASDやカサンドラのことをきちんと知ることは大事なこと。
前半の勉強会は何度きいてもいい、なぜってやっぱり忘れてることあるしね(笑)
後半の目玉は、なんといってもASD当事者のソラさんの夫、コウヤさんの話。
コウヤさんは、前もって用意された参加者さんからの質問に答えたり、その場で受け付けた質問に答えたりして話を進行していく。
これがおもしろいんだわ。
心屋では「他と違うこと」や「変わってる」ということを「おもしろがる」視点を持つ、ってことをいうんだけど(たしかそうよね？)
ちょっとした変化とか違いを面白がれるっていうのは生きていくうえで必要なスキルだと私は思う。
そう、スキルね。
ま、なんでもかんでもってわけにはいかなくてもさ。
さて、そのASD夫のコウヤさんの話のなかの一つを紹介させていただきますね。
「ありがとう」とか「ごめんなさい」をなぜかわからないが言いたくない、らしいです。
夫婦になるとやっぱりさ、ちょっとした「ありがとう」や「ごめんね」という声かけってすごくコミュニケーションの潤滑油になるからねー。
やっぱり、ひとこと「ごめんね」とか「ありがとう」っていうのがあるだけで、「まあいいか」っておもえることがあるよね。
なぜかわからないけど、たぶん、子どもの頃から、まわりの大人から
「こういうこときはありがとうでしょ」とか「こういうときはなんていうの？ごめんなさいでしょ、さあ、ごめんなさいっていいなさい」とか言われてきたからじゃないかとコウヤさんは話されていました。
これって、こどもが小さいときってあるあるな話しよね。
私が思うに、コウヤさんは、なぜ感謝しなきゃいけないのか、なぜ謝罪しなきゃいけないのか、自分が納得できなかったんじゃないだろうか。
だって大人になってから、初対面でもまずは「こんにちは」っていうじゃん、でもそれに対して「なんで知らないおまえにこんにちはって言わなきゃいけないんだ」って腹をたてていたそうだから(笑)
そういう人もいるわけです。
ASDというのがみんなそういうわけじゃないから、そこは思い込まないでほしいけど。
その行動や言動には、その人なりの「理由」があるということ。
その「理由」が、誰でも思うような思考じゃないだけ。
じゃないかな。
こっちの勝手な固定概念とかこっちの思う「常識」とか、「普通は」なんてものはほぼ通用しないんじゃない？
ほんとにいろいろと勉強になりました。
関心のある方は、アスペルガーアラウンドのホームページをぜひご覧になってくださいね。
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