まみーです。
今日は母の日ですね。
母が病死して来年で三十七回忌を迎えます。
進行性の胃がんで享年49歳だった。
そのとき私は24歳、長男を妊娠して5ヶ月。
やっぱり母親のことを頼りにしていたからねー。
母はあまり自分の話をしない人だったかな。
ただ私が子どものころの母親のイメージは全然良くない。
笑わない母親だったし。
いつも何か考えているようで母の顔の眉間のシワが子どもながらに気になるくらい。
とにかく私に対しては文句ばかり。
気が利かない、つまらん、ボサッーとしてる、ととにかく嫌な顔して小言ばかり投げつけられた。
そしてわりと叩かれた。
何か言ったりしたりしたとき、それが母親の気にいらなければ、訳もわからずいきなり叩かれる。
ほかにも目の敵にされてるような気もして、意地の悪いこともされた。
まあ、一緒にいた23年間の中でほんの数えるほどだけど。
でもその中のたった1度のできごとが強烈過ぎて私の人生にドッカリと被さっていたのもたしか。
ほめられることなど滅多になくて。
私の子ども時代の母親はそんな感じだった。
だから母のことは大嫌いで、小学5年か6年のころの日記には、
「あんな母親は母親じゃない、母親失格だ、私は絶対にあんな母親にはならない」
と書いたことは忘れられない。
母の死後14年ほど経って、長男が中学生のとき不登校になったことがきっかけで、私自身が母親との確執に向き合わなくてはならなくなった。
そのことで、ずいぶんと母親に対する感情が変化したものの、
まだ母親への嫌悪は、今の夫と再婚後も心の片隅にいつもあった。
しかしその後、今度は夫との関係のなかで、またまた強烈なできごとをきっかけとして、再び亡き母親と向き合うことになった。
それからの私の人生は、シングルマザー時代のときよりもっと波乱万丈だと思う。
いろんな経験のおかげで、たくさんのことを学ばせられた。
まだまだ知らないことばかりで、学びの途中だけれど。
なんとか今では、過去の母親との確執は完全に私の中で消化されてしまっている。
あるのは、ただ感謝のみ。
私が社会人になったころからの母はずいぶんと以前の母とは変化していた。
眉間のシワはいつのまにか消えて、表情が明るくなっていた気がする。
母は私に悩みを話してくれたりするようになっていたし、私が話したことを受け入れてくれるようにもなっていた。
だから子どもが産まれてからのことは母親がいるからと頼りにしていた。
なのに、あっという間に死んでしまった。
一緒にいたのは20年くらいのものだ。
高校卒業して大阪に就職したし、北九州に戻っても2年くらいで結婚したし。
母の日といっても母親に何かした思い出などないのも仕方ないね。
あ、思い出した。
結婚前にブラウスとアクセサリーをプレゼントしたことがある。
喜んでちゃんと着てくれてた。
プレゼントを渡したときの母の嬉しそうな顔を思い出した。
よかった、短い間だったけど母の笑顔の思い出があったから。
私を産んでくれてありがとう、お母さん。
けっこう面白い人生歩いてます、私。
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