こんにちは
ひまわりまみーです
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夫の育てるミニトマト。



先週末に、次男がワンルームマンションへ引っ越した。

引っ越したといっても、布団一式持っていったくらいだが。


あとの荷物って、なんだと思う?



ほとんど、マンガの単行本よー。

珍しいとこで、ハリポタの全巻。

それだけは、三男においてゆけよー。

あとは、ゲーム関係の雑誌。

それもね、いっぱいストックしてる。

専門学校で、グラフィックデザインとか、コンピューターゲームを作るみたいなことも勉強してたみたいだから。

本人的には、もっとそんなことやってみたいんだろうな。


夫はね、いまだにウダウダいう。

「ヤツは、出ていきたくないのに、出ていくのか?」

と。

何回それを言えばいいのでしょー。


これって、おんなじこと前にも書いてたし。

で、私も、またまたおんなじこと書いてるし。



息子と私の本音は、

「そりゃー、家にいたほうが、楽に決まってるやん。
食事のこと、掃除、洗濯、下着や靴下の買い物、何もしなくても、何も言わなくても、ぜーんぶ母ちゃんがやってくれる。

風邪をひけば、かぜ薬に、おかゆを作って部屋まで運んでくれる。

その他生活するためのすべては、母親がやってくれるんだから。

それにドップリ甘えてればいいんだから、楽に決まってる。

それを考えれば、誰でも出ていきたくないよねー」


夫の言い分は

「いくら、毎日残業で遅くなっても、ギリギリに起きて、飯も食べずに出ていくとは。

だいたい、仕事から帰ってから、すぐ夕食をとり、すぐ風呂に入り、すぐ寝れば、もっと早く起きれるはずなのに。

いつも、帰ってしばらくは、部屋から降りてこない。
何をしとるんじゃ?」

などなど、相も変わらず延々と続く。


で、それに対する次男の言い分。

「実は残業すると、夕方少し何か食べることもあるので、そこまでお腹が減ってないこともある。

そうでなくても、帰ってすぐは部屋でゆっくりしたい。

晩御飯は、お母さんが作ってくれたものは食べたいから、遅くなっても食べる。
食べてすぐも、少しゆっくりしたい。

でも、眠くなることも多いから、風呂はいりそこなってしまう。
朝からシャワーとか使うと、義理の父親に文句言われそうだ」


そのほかの夫の小言は、私で止まってるから、次男は知らない。


私は、次男のその言い分に対しては、なんとも思わない。

別に、そうならそうでいい。

でも、お母さんは疲れてるから、起きてないよ。

もう寝てるからね。

だから、ご飯食べるときは、自分で温めたり、なんでも自分でやりなさい。

おかずは、冷蔵庫の中にあることもある。
わかるようにしとくから、ちゃんと出して食べなさい。

食事中の飲み物も、飲みたければ自分でやんなさい。

そんなの当然な感じで、母子家庭のときからそれできたからねー。

次男も、それはちゃんとわかってる。

でも、面倒くさいから、最小限のことしかしない。

自分でお茶とかいれないし。

なければなくていいわけさ、自販機でお茶を自分で買ってきてるから。

それか、家の近くの自販機まで、タバコ吸うついでにお茶を買いにいくから。

本人がそれでいいなら、それでいいじゃん、ねぇ?


本人が、それが嫌なら、皆と一緒に食事をすれば、ついでにいろいろやってもらえるから、そうするだろうし。

でも、それをしないのだから、本人の責任だ。

次男は、それを求めてないわけ。


なのにね、夫は、次男が帰るまで起きていることが多い。

できるだけ、起きて待っていてやろうと思ってるようだ。

たしかに、優しいとは思う。


そして、次男が戻ったら、わざわざ起きて、冷めたおかずを温めたり、お茶をいれたりするわけだ。

だけど、当の次男は降りてこない。

そんなことを、夫がしてるなんて、思ってもないし、してほしいとも思ってない。


すると、夫は、

「せっかくおれが、真夜中に帰ってくる次男のために、眠たい目をこすってわざわざ起きて、食事を温め、お茶をいれ、フルーツまでむいて出してやっているのに。

母親といえば、息子が帰ってくるのも待たず、グースカいびきをかいている。

なんと薄情な母親だろう。

それに比べてこの俺は、こんなに優しく気遣いをしてやっている、だったら次男だってその気持ちをくんで、早く飯を食べに降りてこい。

せっかく温めた食事がまた冷める。

せっかく新しくいれたお茶が、まずくなる、なのになぜアイツはそれがわからないのだ?」

と、こうなるのだ。


そんなことしなくていいから、お茶だって自分で買ってきてるし、果物はあまり寝る前に食べられないからというと、

「毎日、ペットボトルのお茶を飲むなんて体に悪い。

なぜ果物をたべない?
アイツはダバコを吸うからビタミン不足になるのに。

そこまで次男のことを考えてやっているのだから、そこのとこを察して、食べたくなくても食べろ。
飲みたくなくても飲め」

これが、次の夫の言い分だ。


たしかに、そうかもしれませんがね。


それにね、私は母親だから、そんなこと夫が考えてくれなくたって、とーにわかってますがな。

それに、次男にそれを言っても、もう受け入れないんだもん。


夫は、ますますエスカレートする。

「だいたい、誰のおかげで、学校をだしてもらって、飯も好きなときに食べたり、食べなかったり。

顔を洗うときは、蛇口をひねればお湯が出てきて、使いたい放題。

土日の休みのときくらい、いくら自分が眠いからといって、いつまでも寝てないで、疲れている父親の代わりに弟と遊んでやろうとか思わないのか?」


たしかに、ごもっともなご意見。

だけどね、次男に期待しても、もう無理なの。

だからー、もう干渉しなくていいじゃない、だいたい果物とか食べもしないのだから、そこまですることないじゃないかというと、

そんなんで、あいつが病気にでもなったら、結局こっちに面倒なことがかかってくるんだ。

おまえは、それをわかっているのか?

だって。


とにかく、次男に対して、どんなことがあっても、何を言われても、自分の方が優位に立ちたいんだなあと思われる。

それはなぜ?

いろいろ吐き出させていると、ポロリと本音が。

「アイツがこの家を出ていくことで、俺は自分が負い目を感じたくないのだ」


はぁ。

やっぱり。

自分が、次男からも、私からも、他人からも悪く思われたくない、

ただそれだけのこと。

たぶん、次男はそれを見抜いてるだろう。

夫の心の奥にある気持ちは、

次男から悪く思われたくない、冷たい人間だ、とか思われたくないのだ。

そして、もっと突き詰めれば

もし、自分がいよいよ年を取って、私が先に死んで、ひとり残されたときに、誰も自分をみてくれなかったら、どうしようという

先の見えない不安が、夫の態度をそうさせているんだとも思う。

夫はときどき、そんなこと言うから。

そこんとこから、離れられないみたい。

幼少の頃の、見捨てられ不安をそのまま引きずってるのだろうね。

そりぁね、わからんでもないけどもね。

けどさ、そんなことはさ、

今考えて、不安になって、何とかしようとしたとしても、そのときになってみないとわからんことなのだよ。

私より先に夫が死ぬかもしれないし。

それに、次男に期待しなくても、我が子の三男がいるんだから、立派に成長して、ちゃんと最期までみとってくれるに決まってると、そう思えばいいじゃんね。

なんかね、

長男、次男、三男とみんなにいい父親だったと言われたいんだろうな。

そんなとこが、すごくある人だから。

「義理の子どもからも尊敬され慕われている、素晴らしい人だ」

と、自分を知るすべての人から、そして知らない人からまでも称賛されたい。

自分を馬鹿にした人間に、ざまあみろと言ってやりたい。

なんか、どうしてもそこんとこから離れられないんだと思う。


でも、もう終わり。

なんだかんだ言ったところで、次男は家を出た。

それでいい。

夫も次男も私も、誰にとってもそれがいちばんいい方法。

それにしても、夫という人はほんとーにめんどくさい人だなあ。

まー、それもしょうがないな。

これで、私も夫も、そして次男も平穏な日々を過ごせる。




今回も読んでくださってありがとうございました





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