学生の時なんて

自分と気の合う友達とだけ

つるんでれば

何の不都合もないわけで





ところが、





社会人として、世の中に

一歩出たらば

そんな

お子ちゃまな考えなんか

全然

通用しない。







まあ、それで





例の大阪おばちゃん事件


なるわけだが。





世間に出れば

すきだろうが

きらいだろうが

何だろうが

ある程度はコミュニケーションとって

人間関係を

うまくやっていく


技ってもんがいるよねぇ。







親元離れて

大阪の会社へ就職し

寮に入った。



仲のいい友達と

二人でその会社に就職した。



そして、

同じ部屋で暮らし始めた。







いやあ、

いろんなことがありました。



会社でも

寮でも

その友達とも。











で、



夫に、あの大阪おばちゃん事件


の思い出話をしたわけです。











夫の口ぐせは





「俺はもう年をとった。



そして、ずっーとこの性分で生きてきた



だから、今さらもう変わらないし



変えられない」









とうとう私は言ってしまった。









「人は、



自分が変わろうと思えば変われる。



それは、いくつになってもだ。



年をとってても関係ない。



だからお父さんだって変わることが



できるよ。



お父さん、長生きするんでしょ?



あと残り三十年も、



それで生きていくの?」







と。





夫は珍しく

黙ったままだった。








なんであと三十年か、といえるのか


というと

夫の母親はもう百歳になろうかと


している。





もちろん、年齢なりに老化はしているが


元気でいる。





ただそれだけの理由で


自分は長生きすると言っている。





どうも 長生きはしたいらしい。

























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