42の記事から随分と時間が経ってしまいました。
あれから、なんだかんだ忙しくなってきたのと
その事が頭の中でしばらく
とどまっていて、なかなか先へ進めなくて。
先に進めようとするけど、なんだか進めない、みたいな。

過去のことだけど、私の中では
未だに強烈な出来事として
跡を残しているのでしょうか。



この春、長男は高校卒業の認定校に三年通い無事3月2日に卒業式を迎えました。

自分でいろいろなことを考え
将来の進路を決めたことでしょう。

やっと本当の意味で
自分の人生を歩きだすのだな、と

そんな感じがします。



3月4日は長男の26歳の誕生日でした。

3月6日に家族で長男の誕生日と
三人の子ども達の卒業卒園、就職と入学の
お祝い食事会をしました。


その時、何気なく
子ども二人が小さかった頃の話しに。

その話しのなかでいつものように、
私から勉強がわからないといって、筆箱なげつけられたということを、長男が笑いながら言いました。


そして、ある日お寿司を食べたとき
次男には わさび抜きにしていたのを、わさび付きがよかったと言って、怒って食べたあとのエビのシッポを投げたら
母さんがブチキレて次男に出ていけと言って家から追い出された、


などという話しをしました。


「えー、そんなこと俺全然覚えてない」



当の次男も私も覚えてなくて
ビックリしたけど
長男はよく覚えてるようです。





「ほんと、ごめんね。

今思えば、お母さんも離婚して
子ども二人育てていくのに、将来の不安とか見えないプレッシャーに押しつぶされそうになりながら働いて頑張ってたとおもうけど、そのストレスが子どもにいってしまっとったんやと思う。許しておくれ」



長男に面と向かってそう言えました。


きちんと謝れてよかった。


ほんとは、謝り足りない気持ちだけど。

もっともっと謝りたいけど。


でも、よかった。

お互いにいろいろな意味で大人になってから
また 言えたから。


ひとつ、けじめがつけられたような気がします。



それで、また42の先へ進められるような
気持ちになったのかもしれません。




















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