長男が、中学2年生の秋から学校へ行かなくなって何年が過ぎただろうか。

定時制高校へは入学したものの
一年生の間はかなり休みがちで、試験も
きちんと受けてなくて単位がとれず
留年したものの、二年目もほとんど学校へ行かず夏休み中に自主退学。

長男17歳の夏、ちゃんと学校に行っていれば高校二年生か。


転機は思いもよらないところからやってきた。

自主退学後のことだった。

ある日、私が仕事から帰ると
長男が言うではないか。

「オレ明日、面接受ける」

意味がさっぱりわからず、
はあ?という顔をしてる私に長男は言った。

「隣のひとが家にきて、アルバイトしなさいとかいって話しを決めた」

それでも事態を把握できず、私は怪訝な顔のまま玄関でたったままだった。






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