長男は小学生のときから勉強ぎらいで
宿題などしていったことはほとんどない。
ついでに言えば、家の鍵は何度与えてもすぐになくす。
プリント類は全部ランドセルの底や
ボケットの底にぐちゃぐちゃでたまってる。
忘れ物常習者、がそのたびに別のクラスの友達に借りることで解決するような子どもだった。

勉強のことでは、小学4年生のとき、担任は女性のわりとサバサバした40前後の先生だったときの話しが忘れられない。

そのクラスでは、その時間がテストのときは終わった人から教室から出て、遊んでいいようになっていた。
そのテスト時間のとき長男は、テストが配られたかなと思うとすぐに手をあげたそうだ。
先生が思わず、もうできたのか?そんなはずないがと近づいてみると白紙のまま。
名前すら書いてなかったとのこと。
せめて、名前を書いて、問題くらい読みなさいと言いました、と話しをしてくださったが、先生もそこまで長男が勉強ぎらいだとは想像してなかったろうな。

5年生になると担任は男性教諭で、わりと人気のある先生だった。
個人懇談会で、「長男くん、授業中に何をしてるかと思ったら、トカゲを手に乗せてかわいがっているんですよ、僕個人はそういうの好きですが、やはり勉強もしとかないと、後々本人が困ることになりますから」とか言われ、昔はそんな子どもは多かったですけどねー、とか言われる子どもだった。
私も小学校の間は、そんなにガミガミとは言わなくても、中学生になれば少しは勉強するようになるだろう、とか何の根拠もないけれどそう思っていた。

実際は、中学になっても勉強は全然ダメだった。

そんなときに、家に教材屋が訪問販売にきたのだった。

家に上がり、長男までも巻き込んで、親の心理につけこんで、相手にまんまとはめられてしまった。










Android携帯からの投稿