ある日、ポストに家庭裁判所からの封書が届いた。
指定された日時に来るように、という内容だったと思う。

まず、親子で調査官と面談し、その後で親子別々に面談した。
私はあまり話をすることもなかったように思う。
長男はあの出来事以来、不審な行動はいっさいしてなかったし、以後ほかにいろいろな出来事がありすぎて、私たち親子の中では、今さらな感じだった。

親子別々の面談後、調査官のほうがちょっと不思議そうな感じで私に言った。

「子どもさんはとてもしっかり話しもできるし、何か問題があるようには思えないが」

みたいなことを言われたと記憶している。

調査官との面談はその一回だけだった。

その後また封書がきて、処分の必要は認められませんでした、みたいな内容だった。

もし、これで問題ありだったら少年院とか鑑別所とかに行くようになるのだろう。





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