定時制高校の担任の先生は、長男に対しては もう自分のことは自分で考え、その行動に責任を持てという考えで接していた。

本人も、留年を決めたその時は今度こそ頑張ろうと思っていたと思う。

が、すぐに行かなくなったので 夏休みに入り、また担任からの要請があり、長男と先生は 学校へ休まず登校(休まず行かないと単位取れないので)するか、退学を選ぶかを話し合った。

長男は、たぶん自分には続けることはできないだろうという気持ちしかなかったのではないだろうか。

定時制高校二年目の夏、自主退学。

それから約一年間、ずっと昼夜逆転の
ゲーム三昧の日々。

時々、バイト探したら?とか言ってたが
職安に行ったりもしたが、なかなかうまくいかないようだし 次第にその気もなくなっていったような感じがする。

私の父や義理母も、ずっと心配してきてくれたが、身内の誰が何を言ってもお手上げな感じだった。

たぶん、本人すら どうしたらいいかわからない状態だったのではないだろうか。

私は長男が自主退学してからは
今まで以上に、長男を追いたてるようなことを言うのはやめていた。

私は私で、腹を決めて 別の事にうちこんでいた。






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