仕事を辞めて暇になった私に
化粧品のセールスをしないかと声がかかった。

朝10時からお昼3時くらいまで、気分転換に行ってみることにした。
10月の半ばくらいからだったろうか。
最初のうちは研修ばかりだった。

その頃の長男はどうだったろうか。
あまり夜な夜な出ていくこともなかったような。

年が明けて、2月には私立を一校受験したが不合格だった。
本人とも話し合って決めたことだったのだが、後々きいてみると面接の時にはわざと変なこと言ったらしい。
他にも私立を受験してほしかったが、本人は受ける気はなく、私も断念せざる終えなかった。

いよいよ仕事を探さないといけないなと思っていた。
学校へ行かないなら、働らいてもらわないと ただ飯は食べてもらっては困る、と思っていた。

3月に入って なぜか長男は学校へ行きだした。
そして、卒業式の一週間前ころに

「やっぱり、俺 高校には行きたい」

喜ぶというよりかは 正直、もっと早く言ってほしかった、という思いのほうが強かった。
今さら言われて、はてどうしたもんかと思い、担任と相談したと思う。

春から定時制高校に入学することができた。











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