土曜日は良い天気で
私は出かける前に 洗濯物を干していた。


秋から冬にかけては 日当たりがリビングの窓側になるので、物干し竿をリビング窓側へ移動させたのだ。

もちろん夫にはちゃんと了解を得た上のこと。

夫はリビングの窓の外の濡れ縁や 降りたところがそのまま駐車場になっているのだが そのあたりに花の鉢やプランターを置きまくっている。

日当たりがそこだけは年中いいからだ。

土曜日は朝は上機嫌だったが 庭仕事をするのに 干した洗濯物が邪魔だったのか

いや 洗濯物を干す時に 花に少し洗濯物が当たってしまったからだろう

私の目の前で、ひったくるように花をどけていた。


私にしてみれば 洗濯物を干す場所にわざわざ嫌みのように 花の鉢を置くことないのに と思っていたが。

夫の持ち家で夫に養われているから 夫に優先権があるのだろう。


そして わざとその干している場所で作業を始め 竿が邪魔だと 竿を落とした。最初はわざとだと気がつかなかったが 2度目に落とされたときに わかった。

口があるのだから 邪魔なら言えばいい

言いたくなければ 黙って移動させとけば こちらもわかるから 何も言わないのに。


で 出かける間際に 作業するのに洗濯物が邪魔だ
花に洗濯物が当たって花がかわいそうだ
とか ネチネチと文句を言われた。

はぁ。

洗濯物干すとわかってるだろーが。そっちが最初から邪魔なところに置いとくな、

邪魔だからと わざと洗濯物を竿ごと落とすなよ

と 言いたかったが 通じる相手じゃないから

そりゃゴメンねー

と言ってさっさと出かけた。


夫の自己中と意地の悪さは今にはじまったことじゃないけど

嫌になる。


その一部始終を 玄関マットを外で洗っていた長男がみていた。


夜になって その話しが二人のときに出た。

長男から軽蔑されてもしょうがないな。


何か気に入らないことがあるんだろうけど

いちいち 知らんワ。



なぜ夫と一緒になったのか

私自身ずっと疑問だ。

夫とは 気が合わない。

一緒に暮らし始めたら愛情が湧いてくるかなあ、とか思ってたが

全く誤算だった。

未だ、「愛してる」と一度も思ったことはない。

「好き」もない。


これほんと。


「かわいそう」という気持ちだけかな。


あとは 生まれてきた子供のため

自分の子供と自分ため


今さらこの歳で こんな厳しい時代に もう一人で働くなんて しんどすぎる。

だから辛抱。


できるだけ 日々の中で自分の幸せを見つけるようにしている。


ちょっと辛抱しとけば あとは何とか幸せを感じることもできるのだから 幸せだということにしよう。