当時は、夫と共に夫の親の会社で働いていた。




私は、パートで週3日、一日4時間くらいだったか。




自宅ではそんな状況になっていたのだが




会社にはフツーの顔をして出勤した。




夫の親に相談する気もしなかったし




嫁が夫の事を言ったところで




母親からすれば我が息子の悪口言っているようにしか




思わないだろうし




私が我慢しなさい、とかワガママだとか言われるのも




嫌だった。








職場では必死にさとられないようにふるまって




家に帰って子ども達のお迎えして




夜になり、夫が帰宅し朝出勤するまでは




和室にひきこもった。




その間二人の子どもたちは




どうしていたのか、




夫の食事を作っていたのか




子どもたちが幼稚園にいっていたけど




ちゃんとお弁当を持たせていたはずなのだが




どうしてたのか、そのころの記憶がほとんどないのだ。








夫の顔もみたくない




同じ空間で同じ空気を吸いたくない




どんどん、そうなっていく。




いつ、夫が私の態度を責めるように問うてくるのか




びくびくしながら生活していた。




そして、こんな自分の気持ちをどうすればいいのか




再び夫婦関係をやり直すことができるのか




ああ、どうしよう・・・




どうすればいいのか・・・・




こんな考えで毎日悶々としていた。




それでも、実家の父にも相談する気はなかったし




友人、知人だれにも言いたくなかった。






そんな状況のなかで




大学生の存在が




私の心のよりどころになっていったとおもう。




夫と家庭内別居になってしまってから




私は精神安定のため、毎日ある場所へお参りにいっていた。




そのとき大学生を見かけ




その彼に会えることがはりあいになっていた。




家に戻れば、じっとしていられないけど




何も手につかないといったかんじで




職場でもキーボードを打つ手が震えだし




持ったコーヒーカップを取り落としたりと




体にまで影響がでてきていた。




まずい・・・手が震えるなんて




なんとかしなきゃ、こままじゃまずい




心底、そう思った。