★★300億のビルのレシピ コンクリート編★★

 ビルのレシピも第10回目になります。

 今回は、鉄筋コンクリート造・S造など色々な工法で必ず登場する材料

 『コンクリート』について、300億のビルの場合で説明します。

  まず、基礎と、S造の柱の中に入れるCFT工法にわけます。
 基礎は、厚さ3000程度のマットスラブと普通べた基礎で構成されています。厚いコンクリートは
 ひび割れが起こるので、一気に打設出来ません。
  今回は、マスコンクリート仕様で、3回で打設していきます。セメントは高炉B種を使い
 出来るだけ、大きな骨材 40mmを使用します。

  基礎のコンクリート量は、27000m3くらいホント毎日打設していますが、なかなかコンクリート
 の表面すら見えません。

  S造の方は、鉄骨柱の中にコンクリートを打設する、CFTコンクリートです。簡単に説明すると
 かなり滑らかなコンクリート、板の上に出すとすぐぺちゃんこになってしまいます。
 フロー管理というものをしていきます。(このごろはこなれた感がある工法です)

  鉄骨の中に入れるので、ちゃんとコンクリートが詰まっているか分からないので、胃カメラ
 見たいな物で、鉄骨の中を覗きながら打設です。

 
  コンクリートは、ホント奥が深く、マスコンや、フロー管理など色々覚えることがいっぱい
 です。担当者としては、もっと知識を深めないと管理者としては失格だと反省しています。

  今日のコンクリートのポイント
   ①マスコンクリートは、内部と外部温度差が重要
   ②コンクリート配合は、なんといっても水セメント比
   ③コンクリート打設は、『真心をこめて打つべし、うつべし』