21/07/11 古寺から大朝日岳 ヒメサユリ満開! | 遠足日記

遠足日記

東北の山や海で遊ぼう!
主稜線の縦走は楽し、近くの里山ハイキングもいいですね。
秘湯を探して湯ったり~ってのもGood!

*この写真は礼文島から見た利尻岳(利尻島)
  3日前に登った利尻岳を感慨深く眺めました。

2021年7月11日 朝日連峰 古寺から大朝日岳(1,870m) ヒメサユリ満開!

今がピークのヒメサユリを狙って、古寺から大朝日岳を往復しました。
ヒメサユリは山形、新潟、福島の3県にまたがる高山にしかない花です。

古寺から大朝日岳の往復は、標準歩行で10時間5分コース(泊まり装備の時間)

いつもの場所に3:30集合。
仙台南IC~寒河江IC(深夜割引で1,370円)高速道路を走ってから一般道へ。
123㌔走り、5:34に古寺の大駐車場着。

来る途中の西川町役場あたりでは雨でしたが、ここは降っていません。
やったね! このまま降らないといいな~

駐車場は以前30台程度で満車になり、土日祝日だと5:30頃でも止められない位
でしたが、周辺の木を伐採整地して、100台程度可能な大駐車場ができていました。

今朝の大駐車場の車は8台で、ヒメサユリ満開時期の日曜日では有り得ない少なさだけど、
雨70%の予報が前日出ていたからでしょうね。

「大江町朝日連峰古寺案内センター」という宿泊施設(1泊2食付9千円、素泊り5千円)
が新設されていて、500円でシャワーを浴びることができます。

案内掲示板に水場情報も掲示され、一服清水、三沢清水、銀玉水が利用可能。
車1台につき、1回千円の協力金を協力金箱に入れて下さいとのことです。

大好きな朝日連峰は16回目(他に登山口で中止が2回)。
古寺から大朝日岳に登るのは、今日で7回目です。

大朝日避難小屋には、GWの4月下旬、朝日連峰北~南大縦走、ヒメサユリの時期、
紅葉シーズンの4回泊まったことがあり、今年の秋にまた訪れたいと思います。

昭和初期の雰囲気で、風情満点の古寺鉱泉が廃業してしまったことは残念ですね。

6:03 駐車場をスタート。

いつものように景色や花を観賞しながらゆっくり歩くことにしましょう。

 

100台程度可能な大駐車場ができていました。

 

 

「大江町朝日連峰古寺案内センター」の宿泊者以外は、4台設置された簡易トイレを使用します。

 

 

車1台につき、1回千円の協力金を協力金箱に入れて下さいとのことです。

 

 

「大江町朝日連峰古寺案内センター」という宿泊施設(1泊2食付9千円、素泊り5千円)

が新設されていて、500円でシャワーを浴びることができます。

 

 

案内掲示板に水場情報も掲示してあり、一服清水、三沢清水、銀玉水が利用可能。

 

6:03 駐車場をスタート。


駐車場から歩き始めの道も、古寺川護岸もキレイに整備されていました。

 

 

昭和初期の雰囲気で、風情満点の古寺鉱泉が廃業してしまったことは残念ですね。

 

 

連日の雨で古寺川は増水しています。

 

 

登山者数計測機器

 

 

ヒメコマツにブナが絡みつく「合体の樹」

 

 

素晴らしいブナの原生林が続きます。

 

 

一服清水。細いけど出ています。

 

 

三沢清水で小休止。ここから小寺山まで20分です。

若い女性・男性ガイドさん?に案内されている感じの中高年5人グループ
が下山してきました。昨日大朝日小屋に泊まったそうです。

 

三沢清水。細いけど出ています。

 

 

古寺山頂が近づいてきたらヒメサユリが!  お久しぶり~ やっと会えたね。

 

 

登山道に沿って咲き競うヒメサユリ。

 

 

古寺山頂で軽食休憩。  

ケンさんが急に行けなくなって今日は二人です。

関西からの百名山ハンター女性(70座)と

その同行者の方に撮っていただきました。

 

 

つぼみのヒメサユリはごく少ないです。  ということは満開ですね。

 

 

ヒメサユリ。  きれいな色ですね~

 

 

朝日連峰主稜線はガスがかかって見えません。

 

 

古寺山頂を経由して小朝日岳へ。  行きは小朝日岳山頂を通り、帰りに巻道を歩くことにします。

 

 

 

 

 

小朝日岳山頂で軽食休憩。  いつも3人なのに今日は2人で少し寂しい。

関東から来た3人組に撮っていただきました。 

 

その方たちは昨日どしゃ降りの中登って、大朝日小屋泊り。今朝もひどい雨だったので、

結局大朝日岳山頂には行かずに下山するそうです。私達はラッキーですね~

 

ハクサンチドリ。

ハイキングコースに沿って、登山口からいろんな花が咲き乱れています。

花を見て写真を撮るのに立ち止まってばかりで、なかなか前に進みません。

 

ヒメサユリロード凄いです!

 

 

登山道に沿ってず~~っとヒメサユリ。

 

 

 

白いヒメサユリ?  形は少し違うからユリの仲間の別物?

 

 

谷に残る雪渓。

 

 

さっき山頂にいた小朝日岳を振り返って見ました。

紅葉シーズンに見るこのアングルは、とても綺麗で素晴らしいです。

 

 

数少ないつぼみのヒメサユリ。

 

 

 

ヒメサユリの背景に青空と残雪の主稜線が見えると最高なんです。

その写真を撮りたかったけど、今日は無理でした。

 

 

 

ヒメサユリロード凄いです!

 

 

 

 

 

登るにしたがって、咲き終わったヒメサユリが増えてきます。

 

 

大朝日小屋に向かって歩く私。

 

 

花を撮るのに忙しくて、なかなか前に進まない同行者フッチさん。  

 

 

大朝日小屋に着きました~

ここまで雨が降らなくて良かったです。 

小屋にザックを置いて大朝日岳山頂へ。

 

大朝日岳山頂(1,870m)。

山頂付近10分位の短い時間だけ、どしゃ降りになりました。

山頂の斜面がお花畑になっているはずなのに、見るどころではありません。急いで小屋へ。

 

ほうほうの体で大朝日小屋へ。

雨具の上を羽織っただけだったので、下半身ずぶ濡れ、靴の中は水たまり~
靴下を絞って、靴にたまった水を捨て、やっと昼食。

 

 

小屋の2F。

大朝日小屋には、GWの4月下旬、朝日連峰北~南大縦走、ヒメサユリの時期、

紅葉シーズンの4回泊まったことがあり、今年の秋にまた訪れたいと思います。

 

帰りに飲んだ銀玉水は冷たくてとっても美味しいです。  下山用に1リットル分汲みました。

 

 

銀玉水周辺はシナノキンバイの群生地です。

 

 

銀玉水から見下ろした谷。

 

 

小雨の中をひたすら下って、小朝日岳を振り返って見ました。

 

 

ヒメサユリロードを歩く私。  雨が弱くなりました。  遠くで雷がなっています。  早く樹林帯に入ろう。

 

 

朝日連峰の主稜線は雲の中。  雨はほとんど降っていません。

 

 

下るに従って雨は完全に止みました。

 

 

 

大井沢集落の「ゆったり館」

アルカリ性でツルツルの日帰り温泉「ゆったり館」(300円)で疲れを癒しました。

 

 

寒河江市まで走ってやっと食事。  私はラーメン二郎系コッテリにらラーメン。

 

 

フッチさんは味噌野菜ラーメン。
 

帰り道は関山峠越えの一般道を走り、仙台の合流場所に22:40着。  お疲れ様でした~


一時どしゃ降りで大変でしたが、花がきれいでとても充実した楽しい1日となりました。