20/10/28 日向大谷から両神山 | 遠足日記

遠足日記

東北の山や海で遊ぼう!
主稜線の縦走は楽し、近くの里山ハイキングもいいですね。
秘湯を探して湯ったり~ってのもGood!

*この写真は礼文島から見た利尻岳(利尻島)
  3日前に登った利尻岳を感慨深く眺めました。

2020年10月26~30日 関東遠征ーⅢ

 

10月上旬、東京の友人との関東・山梨日本百名山4座(累計42座目)計画が台風で中止になった

ので、紅葉がきれいな時期に一人で行くことにしました。

 

10月28日(3日目) 日向大谷から両神山 

 

2、10/28(水) 日本100名山 両神山(1,723m) <埼玉・群馬県境>

  ・歩行時間6H(登り3H30M、下り2H30M)

 *雲取山登山口へ移動して、車中泊またはテント泊。

 

両神山で日本百名山は40座目です。

東北百名山は83座登頂。

 

そのどちらも全て登ろうとは思いませんが、初めての山を選ぶ際には優先しています。

でも遠い所ばかり残っているのでなかなか行けず、近くの同じ山を何度も登っている状況。

 

27日筑波山に登って、ロープウェーつつじがおか駐車場を15:27に出発。

夕食を取り、28日に登る埼玉県西端にある「両神山」の日向大谷登山口へ移動しました。

 

夕方で道路が混んでいたから、日向大谷登山口まで152キロ走るのに6時間もかかり、21:32着。

駐車場で車中泊したのは私だけでした。

 

6:00に目覚めて、6:50から朝食。

遠征を始めてから野菜不足なので、コンビニのサラダを2パック食べました。

 

駐車場にある新しくてきれいな紙付きの水洗トイレ。

 

日向大谷登山口の駐車場は数ヶ所に分かれていて、「民宿 両神山荘」手前駐車場は1,000円、

トイレ付近駐車場は500円を料金ボックスに入れることになっています。

 

有料の2ヶ所がどこで分かれているのか、明確に表示されていないから判断に迷うところ。

その下に無料駐車場が3ヶ所あり、1ヶ所は拡張工事中でした。

 

「民宿 両神山荘」脇から登山道が始まります。

8:11 登山開始。

 

両神山案内板

 

 

「民宿 両神山荘」と公衆トイレ、有料駐車場。

 

 

登り始めるとすぐに両神神社(里宮)があります。

 

 

新しくて分かりやすい標柱が、薄川沿いの渡渉地点など迷いそうな所にたくさん設置されています。

 

 

関東圏の山の会に所属しているらしい中高年3人組と前後して登りました。

 

 

駐車場で有料の2ヶ所がどこで分かれているのか、という会話をした方々で、この後何度も話しました。

みなさん70代だそうで、リーダー男性はなんと75歳!

ウエストが締まった筋肉質の体つきで、10歳以上若く見えます。

 

不肖私も将来かくありたい。

 

薄川沿いの道が続き、渡渉地点が数ヶ所。 この場所にだけ立派な橋がかかっています。

 

 

薄川源流のせせらぎを聞きながら気持ち良く歩きます。

 

 

歩きやすい道ですが、足を滑らせると川に転がり落ちるから気が抜けません。

 

 

渡渉を繰り返しながら、徐々に標高を上げていきます。

 

 

標高1,200mあたりから紅葉がきれいになりました。

 

 

清滝小屋の下にある弘法之井戸。冷たくて美味しい。

 

 

10:36 清滝小屋着。

県から依頼されて、月に一度掃除に来ているという男性と少し話をしました。

 

この小屋は20数年前に一度焼けて、その後こんなに立派で大きな営業小屋を作ったけど、

現在は無人の避難小屋として一般開放しているそうです。

 

小屋内部1F

 

 

2Fもあり、詰めれば50人は収容可能でしょう。

 

 

別棟のトイレ

 

 

掃除したばかりの水洗トイレは、新しくてとてもきれい。

11月になり水が凍る頃にトイレを閉鎖するそうです。

 

小屋の隣に東屋、テント場も有。

 

七滝沢コースとの分岐点。

台風19号でコースの一部が崩壊した為に、七滝沢コースは通行禁止。

 

鈴が坂。ここから急坂をジグザグに登って行きます。

 

 

ここから産体尾根。

 

 

 

 

 

両神神社の本社

 

 

樹林帯で遠景が見えにくいところにもってきて、ガスがかかってきました。

 

 

ロープ場

 

 

クサリ場

 

 

ガスが一瞬晴れたけど、よく見えないうちにまたガスの中。

 

 

12:30 山頂に着きました。 晴れていれば360度の大展望台なんですが・・・

 

 

日本100名山 両神山頂(1,723m)

 

 

山頂で記念写真を撮っていただきました。

 

 

岩の山頂は10人程度が休める広さ。

 

山頂で24M軽食休憩。

 

消防署員らしい5人が救助訓練で登って来ました。(下山したら駐車場に消防の車が止まっていた)

隊長は「サスケ」に出場できそうな筋肉質の立派な体で、若い署員を指導しているようです。

 

ガスで遠景が見えないまま下山開始。

 

 

 

 

 

登ってきた道を忠実に戻ります。

 

 

大頭羅親王像

15:45 ハイキング終了。

 

歩行距離は11,1キロで長くないけど、累積標高差が1,590mで登りごたえがありました。

 

昨日夜遅く登山口に着いたから、両神山がどんな形をしているのか見ていなかったのですが、

車で移動中に見えたのがあれかな?

夜に登山口に着いて、下山したら暗くなりそうなのも考え物ですね。

 

道の駅「両神温泉薬師の湯」で温泉入湯(600円)。 いいお湯でした~

道の駅から車で6分のコンビニで買い物をしたら18:00。

 

明日登る予定の日本100名山 雲取山(2,013m) <埼玉・山梨県境>の登山口まで100キロ。

これから暗い道を100キロも走るのでは、昨夜と一昨日の筑波山と同じになってしまいます。

 

両神山で展望が得られずガッカリして、遠征3日目で疲れたから、この道の駅で車中泊。

明日の計画は朝起きてから決めることします。