2024年05月20日撮影。
1004年、行円というお坊さんが一条北辺堂跡地に堂を復興して行願寺を開いたそうです。通称は革堂(こうどう)と呼ばれるそうです。
行円さんは仏門に入る前は猟師でしたが、ある時お腹に子どものいる雌鹿を射り、その死んだ雌鹿のお腹から子鹿が産まれたそうです。
その時、殺生の愚かさを悟って仏門に入ったとか。
行円さんは、その雌鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、それでお寺の名も革堂(こうどう)と呼ばれるようになったそうな。
普段は革堂さんの愛称で親しまれているそうです。
いま大河ドラマで活躍している藤原道長の三男、藤原顕信(ふじわらの あきのぶ)が行円和尚の教えに感銘を受け、ここで出家しております。
まぁ、ただ感銘を受けたからという訳ではなく、顕信の出家理由については諸説あり。
ここらへん、もしかしたら今後大河ドラマで描かれるかもしれませんね。
ここは現在尼寺だそうです。
幽霊絵馬という通常非公開の絵馬でも有名だそうですが、非公開なだけあってこちらは見られなかったです。
これにももちろん逸話があるのですが、そこまで書くと長くなるのでこのへんで。
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