『歌舞伎座で「天守物語」と「猩々」を観ました』 | サイトウちゃんの日々つれづれ

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J'ai vu le kabuki à Kabuki-za, Tokyo.
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2023年12月20日。

築地で時間を潰した後、入場時間になったので歌舞伎座に入りました。

歌舞伎座新開場十周年 十二月大歌舞伎の第三部です。


まずは日本舞踊の「猩々」(しょうじょう)から。

中村勘九郎さんと尾上松綠さんお二人の舞いです。 松綠さんは好きな役者さんですが、向いている役と向いてない役が結構分かれる方だと思っています。

藤間流の家元なんですけどね。 う~ん、天才と比べると酷ですが、中村勘三郎さんと坂東三津五郎のお二人の舞いとどうしても比べてしまう自分がいる……。


お次は「天守物語」。

玉さまが長年富姫役をされてきた、玉さまだけのものともいえる天守物語。

今回は玉さまは、演出&亀姫役で、富姫を中村七之助さんが務めました。


天守物語や阿古屋は、五代目坂東玉三郎以外の余人に出来るはずが無いというものでしたが、観て納得。

玉さまの映画天守物語や歌舞伎阿古屋をDVDで観てさらに納得。


しかし世代交代の時代。 阿古屋も天守物語も後世に残さなければならない作品。 次の世代に渡して自分は亀姫を演じて、さぞかし達成感と幸福感があるだろうなと推察いたします。

これからの中村七之助にめちゃくちゃに期待しております。 中村七之助さんも大好きな役者さんです。


さて、翌日も歌舞伎三昧なので、この後はホテルに直行してすぐに寝ました。


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