『京都御苑・清水谷家の椋』 | サイトウちゃんの日々つれづれ

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南から御苑に入り、建礼門を西に行くと、蛤御門の少し手前に大きなムクの木があります。


この辺りに昔「清水谷」という名の公家のお屋敷がありました。 それでこのムクの大木は「清水谷家の椋」(しみずだにけのむく)と呼ばれております。 樹齢300年ほど。



清水谷家は西園寺家の一門で、鎌倉時代、西園寺家の次男実有を祖として始まり、雅楽にて天皇家に仕えたそうです。


長州藩遊撃隊総督の来島又兵衛が、禁門の変において蛤御門より突入、薩摩藩の銃撃隊に撃たれ、この大木の辺りで最後には自刃したとも伝わっております。


さてこの木を通りすぎて、こちらは又兵衛とは反対に蛤御門より外へ出ましょうか。


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