昔クソゲーだったものが、アップデートにより劇的な変化をする場合がある。
PS4で2年前出たNo man's sky(以下ノーマンズスカイ)は
まさにそれ。
開発陣の、諦めない心に感服したゲーム。
少し前にPSPuls加入者向けのセールにもラインナップされ、とりあえずダウンロードした人も多いだろう。
(まぁ、自分は時期外れでフルプライスで買ったわけなんだけども…)
ただこのゲーム、宇宙を旅するゲームなのだが、発売当初ひたすら一人でなんとなく、わけもわからないまま進めるゲームだったので、「着想はいいけどつまらない」「何を意図しているのかわからない」
と、使いづらいインターフェースもあいまって発売当初はひどい評価だったのだ。
それが、コツコツアップデートを重ねて、酷評が賛否両論あるところまで回復した作品。
洋ゲーのいい所は、このアップデートにある。
コケたらバグを直しもせず、ダウンロードコンテンツだけはいっちょまえの日本企業にはない良さがある。
B社、お前のことだぞ?S社、あのリメイクはバグ乱発らしいな?
(ここで社名が思い浮かんだあなたはこのゲームで癒される事をオススメする)
PS4プレイヤーならわかると思う、それなりに面白くて、アップデートをずーっとするゲームは、値段が下がらない。
気になる人はブリザードから出た、オーバーウォッチというゲームを中古市場で調べて欲しい。
ノーマンズスカイは、残念ながら肝心な一番はじめの部分こそコケたものの、アップデートでそれなりに楽しめるまでに調整され、コンシューマゲームで宇宙開拓したかったゲーマー達には、おあつらえ向きのゲームになった。
簡単に言えば、開拓あり、戦闘あり、宇宙人との交流あり(好感度要素まである)のゲームだ。
ある星へ向かう為に、プレイヤーは宇宙船でワープもするし、隕石を自分でカスタムしたレーザーで撃ったり、海賊とも戦ったりする。
自動生成っぽい惑星では、所により酸の雨が降ったり、放射能が激しかったり、異常に高温だったりする。
それらを防ぐ宇宙服のメンテナンスもしていく必要がある。
そこで集めた物質を元に、ワープ装置や宇宙船のエネルギーを補充して次の星へ、いい星があれば、そこに住むのもアリ、宇宙船も、お金をためて新しいのが買える、と言ったように本格的な宇宙生活が楽しめる。
追加されたマルチプレイは、仲間と一緒に宇宙開拓を楽しむこともできるし、知らないプレイヤーに対して海賊行為を行うこともできるというものだ。
このシステムが最初からあれば!
と、本当に惜しいのだが、今それを言っても仕方ないか…
気になった人は、ぜひやってみてほしい。
2年前のゲームなので、中古すら怪しい、プレイ動画なども見てもらって、納得したら思い切ってダウンロードするのがいいかもしれない。