考証、旧1号 PART 1 | 特撮PROP COLLECTION

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特撮ヒーローのマスクや小道具などについて呟いて行きます。



旧1号の再現をするために基本となるのが、回転塔の前の
こちらのスチールです。
俗に「Aタイプ」と称されるマスクです。



暗い室内で、フラッシュを焚いているので実際の色調はかなり
分かりにくいです。
ベースカラーも、パールのせいで全く分かりません。

そして、それを再現したマスクです。



「仮面ライダー映画大全集」の再現された旧1号。
かなり明るい色調で、旧1号ファンは全く納得していない一品。

それも、その筈、、。

1.八木さんが当時の素抜きを持っていた。

2.当時の色が作業所に残っていた。

これらは事実と異なります。
全て「仮面ライダーワールド」用に作り上げたものです。
Cアイも違ってますし、ね (^o^;)


まず手始めに、このAタイプの旧1号の変遷を辿ります。



タイプAの旧1号マスクは旧2号へとリペイント。
初期にはよく使われていました。



その後は地方周りでもしていたのか、見かけなくなります。

そして、新1号編ではもう現役引退してアトラクション用に。



cアイの大きさに旧1号の面影があります。
この合皮スーツは現在でも残っているようです。
立体資料集の初版で見る事が出来ます。



FBに掲載されたアトラクション用のマスク。
おそらく旧1号の成れの果て。

これを型取り、複製したとしても旧1号にするには
作り起こすぐらいの覚悟と根性が要ると思います。

何にしても、現存していることに感動を覚えます。