「コレクション」が集まらない人の " 特徴 " | 特撮PROP COLLECTION

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特撮ヒーローのマスクや小道具などについて呟いて行きます。


新年一回目のブログはこんなタイトルです。



コレクターを長くやっていると、
いろんなコレクターやマニアに接する機会があります。

そうすると、コレクションが集まらない(集められない)人の
共通の " 特徴 " みたいなものが何となく分かって来ます。


まず、

1. 全否定から入る人。

 「そんなプロップは存在する筈がない!!」

2. 自分の知識しか認めない人。

 「当時の映像やMOOK本と違う。自分の検証と違う! ニセモノだ。」

3. 石橋を叩き過ぎて、割ってしまう人。

 「色々と検証したら、本物っぽいんだけど、万が一騙されるのは嫌だから
  今回はやめておこう。」

4. 選り好みする人。

 「◯◯だったら、ほしかったのになぁ。」

5. そもそも、お金の工面が付かない人。

 「欲しいけど、自分は買えないから、ニセモノだと言いふらそう。」

6. 非合法だ!!とか言う人(笑)

「プロップの流通は犯罪だ!!でもタダなら欲しい。」

だいたい、こんな感じでしょうか?
まあ、6番目はネタで書きましたけど、、。
実際に居ると思います。プロップコレクターにはなり得ないですが(^o^;)

「こんな怪しい物にはお金は出せないなぁ」なんて言っている輩は
初めから出す気もないし、そもそも買えるような経済力も無いんです。
「いや、買えないんじゃない!! 買わないんだ!!」と、反論するかも知れませんが、
そういう人が、買ったためしがありません(笑)
コレクターになるにも、それなりの 「 素質 」「 才能 」「 運 」が必要です。
これは年齢には関係ありません。
なべやかん氏などは、小学生の頃から既にコレクターですからね。



この手のプロップは必ず存在しいて、コレクターが
持っていたりします。
やはり " レプリカ " とは一線を画すもので、当時の作りや空気感は
唯一無二の存在です。



信用するしないは自由ですが、事実こうして残っているものが
数知れずあります。



キカイダーの初期のアップ用(第41話「壮絶ジロー空中分解!」)の
マスクも現存しています。公開されていないだけです。
公開されている物など、微々たるものです。
まして、それを手に取って見れる人はほんの一握りです。



旧1号の成れの果ても存在していますし、石膏型も現存しています。
初期の怪人達も残っていますが、それらを見る事が出来る人は
限られています。



こういったプロップを見る目と言うものは実際に手に取って見てみないと
中々培われないものです。
上記の「物が集まらない人たち」はそもそもプロップを入手出来ないので

プロップが入手出来ない
↓   ↓   ↓
プロップを見極める目が育たない
↓   ↓   ↓
見極める目が無いので、プロップかの判断がつかない
↓   ↓   ↓
プロップが入手出来ない 

と言う、負のスパイラルに陥ってしまいます。



プロップコレクターになろうとすると、何度かは騙されたりするもので、
「勉強代」と称して納得するものです。
そうやって皆、目を肥やしていく訳です。
伝があって初めて入手出来る物も多いので、本趣味の物で無くても
譲って貰っていました。
選り好みしていると、来る話も来なくなるからです。
経済的にも、ピンポイントで集めたいのは人情ですが、、、。



今回は「コレクション」が集まらない人の " 特徴 " について
まとめてみました。