現存する「ギギの腕輪」です。
重要なアイテムであるにも関わらず、あまりフューチャーされる事の無い
このプロップを検証していきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170912/03/munchen-pokute/1c/dd/j/t02200273_1031128014025480452.jpg?caw=800)
大きく欠けている部分はウールが入っていない箇所です。
あえてそのまま修正は加えていません。
ゲルポリがグレーであるのが分かります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170916/06/munchen-pokute/e9/b5/j/t02200165_0600045014028230584.jpg?caw=800)
ヒーローネット版はこちら。
飾りボタンや、電子パーツ等は合わせてありますがプロップと比べると
全くと言っていい程、詰めの甘い造形物です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170920/19/munchen-pokute/cc/d0/j/t02200268_1050128014031563035.jpg?caw=800)
プロップは飾りボタンがショッカーベルトと同じと言う事で、
前のブログのベルトと同時期に作られたと思われます。
電子パーツも異なっています。このバージョンもあったのでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170920/19/munchen-pokute/8a/ee/j/t02200320_0880128014031563036.jpg?caw=800)
正面から見るといささか間抜けですが、アシンメトリーな造形です。
ギギの腕輪はクチバシの部分がウレタン製のため欠落している事が多く
このプロップも入手時はありませんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170920/19/munchen-pokute/90/bc/j/t02200249_1130128014031563037.jpg?caw=800)
現在は、一番似ている造形のM1号製(キャストキット)のものが付けてあります。
後に出たソフビ版だと、小さ過ぎてサイズ的に合いません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170919/23/munchen-pokute/11/95/j/t02200156_0318022514031075288.jpg?caw=800)
こちらはオリジナルの画像ですが、飾りボタンが違っています。
ボタンは取れれば付け替えて行くので、常に同じでは無かったのでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170921/03/munchen-pokute/15/bc/j/t02200156_0318022514031830821.jpg?caw=800)
ちなみに、丸で囲った部分に突起がありますね。
これは固定用の針金をパテで埋めた跡です。モールドではありません。
故意に付けた物では無く、仕方なく付いてしまったものです。
ヒーローネットのものはこの突起も再現してあるようです(笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170920/19/munchen-pokute/86/73/j/t02200279_1010128014031563039.jpg?caw=800)
下から見るとこんな感じです。ギギの腕輪の本体は水道管を切った物に
固定されています。
グリーンのウレタンは後から付けられた物でしょうが、本体を針金で
固定してあるので、演者が怪我をしないようにとの配慮からだと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170920/19/munchen-pokute/d9/22/j/t02200293_0960128014031563041.jpg?caw=800)
裏側はこんな感じです。
腕の固定は黒のゴムバンドのみです。腕が細い人だと落ちてしまいますね。
今回は、ギギの腕輪でした (^_^)