「仮面ライダーアマゾン」の撮影用マスクです。
以前 軽く紹介しましたが、もう少し詳細に解説してみます。
こちらは「仮面ライダーストロンガー」の最終回に使用されたマスクで、
おそらくオリジナル撮影用マスクのリペイントです。
この状態の悪さはアトラクションに使用されたからだと言うのは
前のブログにも書きました。
下顎のペイントが独特で、特徴的な部分でもあります。
当時のMOOKにも掲載されています。
同じマスクとは思えない程、破壊されています、、。
こちらは左側のショット。
Cアイの付け方も適当です。
ちょっと寄ってみると、目の部分に剥がれた跡と下地が見えます。
おそらくリペイント前の痕跡だと思います。
うしろ側、、。状態は良いと思います。
右側、まあまあの状態ですね (^_^)
正面寄り。鼻筋辺りが一番の破損部分です。
右側の鼻の穴が欠損してしまっています。
下顎の歯の一部が欠けています。
下顎の破損はそのぐらいで、あとは概ね良好な状態です。
さて、内側ですがこんな感じになっていました。
固定用のゴムと紐がだらりとしています。
顎の下部に緑のガムテープが貼ってあったりします。
当時の内装も残っていて、エバーソフトの外側に緑色のラテックスが
塗布されています。
おそらく特殊な形状の為、裏側が見えてしまうからでしょう。
左側のCアイはかなり状態が良く有りません。
それでも、アマゾン独特の表情はそのままです。
右側はまあまあの状態を保っています。
アマゾンのCアイは左右兼用の卵形の形状をしています。
額の突起部分もウレタンで適当に作られています。
アクション重視で、倉庫の管理の方が作られたのでしょう。
見れば見る程、異形のライダーです。
アマゾンがあったからこそ、その後の平成ライダーのギルスや
アナザーアギトが生まれたのだと思います。
今回は、アマゾンライダーでした。