クレジットを見ると、脚本・新藤兼人とあった。
ふーん…
と思ったのだが、そのときは
原作・中村真一郎のクレジットを見逃した。
あとから気づいたワケたが…
えっと、中村真一郎って誰だっけ?
誰だっけといえば。
この『熱愛者』の主演の…
芥川比呂志だって、わたしなんかはよく知らないのね。
文学座? 俳優座? 青年座?
ま、無知なんだけど、そもそも演劇に興味ないしさあ。
文学だって興味ないから、比呂志の親父の…
龍之介作品だって、なにか読んだとゆう記憶もない。
名前を知ってるだけ。
ど~でもいいハナシは、やめろ。
失礼、失礼。
茉莉子が、 …これも主演なんだけども。
茉莉子の熱愛。
つか、比呂志と茉莉子の熱愛でした。
茉莉子は可愛いねえ。
笑顔とか、キリッとした目つきが。
I Love 茉莉子。
監督は井上和男。
ほかにどんな映画撮ってましたかな?
えーっと…
うーん、なにも出てこない(泣)
それはそれとして。
比呂志の家のセット。
古いながらも結構広い。
そして、家の近くの坂。
坂がねえ、わるくないの。
冒頭のショットも…
あれは坂だったっけ?
忘れたけれども… 比呂志といっしょに歩いているのが伊藤雄之助。
そこに小池朝雄がからんできて、岡田茉莉子もチラッとうつる。
ここまで、ワンカット。
ともかく、伊藤雄之助に小池朝雄って、
ワシは大好きじゃけん!
たまらなく上がりましたね、気分が。
全体、タイトル通りの恋愛映画だったんで、ちょっと驚く。
え。
別に驚かんでも。
そうなんだけどね。
そもそも、小西康陽さんが「恋愛観うんぬん」ってコメントしてましたやん!
こんな風に。
一円きびとbot@ichienkibito「芥川比呂志は、とくに岡田茉莉子がプロデュースした『熱愛者』(1961年)が素晴らしい僕の理想の恋愛観や、僕の考えていることのすべてがあります勝手に恋をして、勝手に別れる酷い男の役なのですが、芥川比呂志だから許される最高の映画です」https://t.co/yKyYhlSKFL
2020年11月10日 00:19
比呂志だから許される。
うーん。
比呂志… たしかにインテリ的な役で、まわりから先生と呼ばれたりもするけれども。
比呂志。
お前はなあ。
って、お前呼ばわりはやめろ!
しかしその、かんたんにゆうと、男のダメさ加減の魅力ですよ。
恥ずかしいくらい子ども。
それは… 小西さんにも、ヲレにも、
身におぼえのあるダメダメ性質。
そんなラブの物語を、しっかりと軽めに展開する、『熱愛者』。
よかったですよ!