そういえば篠崎誠は、
昔、アテネ・フランセ文化センターに勤めてたよなあ。
って、いきなりそんなハナシ?
まあ、いいでしょう。
シネセゾン渋谷(すでに閉館)で働いていた篠崎誠が、
自主映画作りに熱中したあげく、
シネセゾン渋谷をやめたはいいが、その自主映画も頓挫して。
ふらふらしていたところに、「じゃあアテネで働く?」と、
声をかけたのは、安井豊だったとゆう。
安井豊って誰?
80年代に、法政大学の学生会館(すでに取り壊され、建て直された)で、
ライブや映画の上映を企画していた男である。
安井豊もまた、自主映画を撮っていた。
わたしは、その「無サービス」的な作風に、すがすがしさを感じていたのだが。
クリス・フジワラ。
彼はアメリカの映画批評家。
いままでになんどもアテネ・フランセ文化センターで、講義、トークをしていると思うが…
この日、はじめてわたしはクリス・フジワラの実物を見た。
当たり前だが、彼は英語を話していた。
そして、通訳の人がとなりに座り、同時通訳しながらのトークがはじまったのだ。
『七人目の犠牲者』とゆう映画を上映したあと。
言い忘れたが、会場はアテネ・フランセ文化センターである。
クリス・フジワラが英語で…
監督マーク・ロブソンの生い立ち、製作当時のRKOとゆう映画会社の背景、
ジャック・ターナーとゆう別の映画監督と、マーク・ロブソンの関係などについて語る。
中原昌也への白紙委任状。
彼がセレクトした、5本の映画を上映して、トークショーも行う企画だ。
クリス・フジワラが、10分ぐらい話したそのとき。
遅れてきた中原昌也が、会場に到着。
「 …なんか変な、不思議な映画ですよね」と、この『七人目の犠牲者』について、
軽くコメント。
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二度手間、メンゴ!