『if…』をずっと観ています。



『if…』について

語りたいことがいっぱいで



でも、いざ語ろうとしたら

全然上手く語れなさそうで



たぶん小学生の書く

作文のようなものしか

書けないかもしれないんですけど

(小学生に謝らなきゃいけないレベルになるかも…w)



それでもいいから

ちょっと書いてみようかな

って思ってます。




場内が暗転して

その真っ暗な場内に

大トリのスケーターの登場を告げる

アナウンスが響いて来たら

一際歓声が大きくなりました。



この歓声いいですね。



昨年のFaOIでは

出したくても出せなかった声。



それが今年はこうやって

存分に声を出せるんですもんね。



一際大きくなったこの歓声

羽生くんにもちゃんと伝わったよね?



暗がりの中出て来た羽生くん。



白黒の衣装の白い部分がよく目について

どこにいるのか何をしているのかが

よくわかりました。



出て来て早々

クルクルクルっと回ってから

シュパッと3ループ跳んで

シュタッと降りて



それから

いつもの試合の時のルーティンも

始めました。



身体の動線を確認するように

士の字を身体の前で描くようにしてから

胸の前で手を合わせ



それから

ステージに向かって

深く一礼をしました。



アーティストの方々への礼?

それとも音響さんへの合図なんでしょうか?



この後スピードを上げた羽生くんが

トゥアラビアンを繰り返して

キャメルスピンに入った後から

曲が流れ

ピンスポットが当たりました。



曲が流れてから

演技を始めるんじゃなくて



流れる前から

演技に入っているこの始まり方



めちゃくちゃ斬新だと思ったのと

めちゃくちゃいい、かっこいい

って思って

始まりから惚れ惚れしちゃいました。



私がこの『if…』にドラマを感じたのって

この始まりがあったからなのかも

って思ったんです。



今のドラマって

主題歌から入るものって

ほとんどなくて



まず導入のストーリーがあって

主題歌があって

本編が始まる

みたいなところがあるじゃないですか!?



その主題歌前のストーリーが

ここにある、って思ったんです。




で、このイントロのキャメルスピン

これだけでもう

心掴まれちゃうんですよね。



上げた右手の動きが切なくて。



指先を何度か折り曲げては

また開いていく

っていう仕草をしていて



その仕草が

何故だか胸に来たんです。



何かを指折り数えたかのような…?



君と過ごした日々や時間?

思い出の数々?



それが何かはわからないけど

キャメルスピンを回り終えた羽生くんは



まるで何かを断ち切るかのように

方向転換をして歩いて行くんです。



2回直角に曲がって

その潔さ

迷いのなさに



夜の街をさまよい歩く

というよりかは

確固たる意志を持って

曲がったように見えたんです。



何かね

想いを振り切ったように見えて。




二回直角に曲がった後

唇に手をやったんです。



この仕草の意味はなんだろう

って思って。



思わず漏れそうになった

ため息を拭ったのか

唇から溢れそうになった

想いを隠したのか

わかりませんが。



いや、ただ単に

考えごとをしていて

口元に手をやっただけなのかも

しれないんですけどね。



羽生くん

考えごとをしている時

よく口元に手をやっているから。



無意識だったとしても

無意識でなかったとしても

考えているのは君のこと。



振り切った

振り切ろうとした

でも

全部は振り切れなくて

これでいいのだろうか

って悩んで出た仕草だったのかな?




この後、右手を横に差し出して

腰をゆっくり回し



タン、タン、タン、タン

っていう音に合わせて

右手、左手、下に、頭上にとやって



頭上にやった時その両手は

ガッチリと組み合わさっていたのに



歌が始まると解かれてしまうんです。




なんかもう本当

イントロだけで切ない。



羽生くんが氷上で描き出す

ドラマの本編をまだ観ていないのに

導入部分だけで

もう心掴まれて

胸が切なく痛いです。







この勢いで一気に書いてしまおうかと

思ったんですけど



それだと凄く長くなってしまいそうなので

歌が始まってからの感想は次回にします。



今回はイントロだけで。







読んでくれてありがとう。