オープニング
火の鳥
モノローグ①
Hope&Legacy
モノローグ②
あの夏へ
モノローグ③
バラード第1番
モノローグ④
6分間練習
序奏とロンド・カプリチオーソ
(整氷タイム)
Let's go crazy(バンドのみ)
Let Me Entertain You
モノローグ⑤
阿修羅ちゃん
モノローグ⑥
オペラ座の怪人
モノローグ⑦
いつか終わる夢
モノローグ⑧
Notte Stellata
エンディング
僕のこと(エンドロール映像)
挨拶
GIFT(バンド演奏)
アンコール
春よ、来い
SEIMEI
挨拶
今回は
モノローグ⑧の続きからですね。
この中で語られている
「独り」という言葉について
自分なりに考えてみました。
そもそもこの「GIFT」という物語のコンセプトは
一人と独りの物語。
なんですよね。
初っ端のモノローグ①で語られていたのは
「一人」でした。
できないことをできるようにがんばって
暗いトンネルを進むたび一人になっていった
って語られていて
それはただ単純に人数を表す一人で
文字通り一人だったのかもしれないです。
でも、モノローグ⑦や⑧で出てきたのは
「独り」という言葉でした。
独りっていう言葉には
周りには大勢の人がいるけど
孤独を感じるような時に使われるもので
実際、このモノローグ⑧でも
周りにはいるんです、みんなが。
でも、それをいつの間にか感じなくなって
独りだと感じて苦しんでいるんです。
一人を感じている人には
ファンの声や応援を届けることは
(たぶん)出来るし
あなたは一人じゃないよって
その気持ちに寄り添うことも
出来るかもしれないけど
でも、独りを感じている人の
気持ちに寄り添うって
出来やしないんじゃないかと思って。
それはモノローグ⑦の中でも感じたから
そのようにも書いたんですけどね。
ずっとそばにいるよ
みんないるよ
ずっとずっと一緒にいるよ
なくなってないよ
何一つ
あなたは失ってなんかいない
でも、そういう声って
気持ちって
どうすれば届けることが出来るんだろう?
他人がどんな言葉をかけたって
それは届かないのかもしれない。
自分で気づかない限り。
だから
この物語の主人公の苦悩は続いて
【苦しいのは独りになってしまうこと
ともに歩めなくなってしまうこと
いつもともにいたかった
これからもともにいたかった】
と続いて
その後
こんなふうに口にしました。
【僕は独りだ】
あたたかな色はオレンジ→ゴールドに
金色の光に包まれる