読みました。




羽生結弦 未来をつくる|集英社の本 公式




実はこれ、入院初日に届いて

退院してから読むのを楽しみにしてたんです。




でも、まず自分の入院・手術記を優先させて


(スマホのメモ機能を使って

多少は入院や手術のことを

メモに記してはいましたが

それでもほぼ記憶が頼りだったので

その記憶が鮮明なうちに、と思って

まず入院・手術記を書くのを最優先させました)



次に、録りだめしてあった録画を観ながら

『おかえりモネ』の感想を書き上げてから




ようやく、この


『羽生結弦 未来をつくる』


を手に取ることが出来ました。



読み始めたら
あっという間に読めたんですけどね。
2日とかで。



少しここに感じたことを
綴りたいと思います。


ざっくりとした感想になると思うので
ネタバレはそんなにないと思います。

あと、この本からの引用はしないつもりです。

それでも本の内容に触れないことには
感想は書けないので
それが嫌だと思う方や
まだ読んでる途中の方は
ここでお帰りいただくことをお勧めします。



ぴょん堕ちの私
(久々に『ぴょん堕ち』って言葉使ったかもw)


平昌以前のインタビューの内容や
羽生くんの話したことなんかは


知らないことばかりで
読んでいてとても新鮮でした。


若さと勢いなんかも感じたりして。



ですけど
響いて来たのは
やっぱり平昌オリンピックから後の言葉たちでした。



リアルタイムで見始めた
聞いてきた言葉たち


それらが
心に響いて


時には
心を抉られたりもして


それでもやっぱり
心に残って


そして
今の私の
心の支えのようなものに
なっていたりもします。



平昌オリンピック後


獲るものを獲ったから
自分のために滑ってもいいかな、って


子供の頃の自分の夢を叶えたい、って


自分へのご褒美のような
シーズンになるはずだったのに


いざそのシーズン(2018〜2019)
幕が開ければ


初戦のオータムクラシック後に
こんなことをしている場合じゃない
って戦闘モードになっちゃうんですよね。



堕ちたばかりで
羽生結弦ジェットコースターの
威力も何も知らずに


ただただ楽しいと見ていた
オータムクラシックと
GPS初戦のフィンランド大会


2戦目のロステレの公式練習中の
あの怪我を目撃して


その時になって初めて
これはとんでもないものに乗っちゃった!?


って気づいたんですけど
そんなのもう時すでに遅し、状態ですよね。



降りるに降りれない
っていうか


降りる気なんてさらさらない
っていうか


うん、トコトン応援する


健やかなる時も
病める時も(って結婚式かよ?w)


どんな時も
って心に誓ったのでした。



で、このロステレからなんですよね
私が自分の記事の文末に
祈りの言葉を書くようになったの、って。



私の記憶が確かなら
これから後、
ほぼたぶん毎日祈りの言葉書いてると思います。

(ほぼ、なので書いてない日もあったと思いますけど
そういう揚げ足を取らないように!w)



で、たぶん
これから後の世界選手権くらいからかな?


その次のシーズン
2019〜2020シーズンとかも
優勝してもなんか
うん、なんかね…


インタビューの言葉聞いてても
辛く感じたりするようになったりして、ね。


演技自体もね
観られないの未だにあるなぁ。


プロトコルも見なかったり、だとか
触れなかったり、だとか、ね。



羽生くん自身も
目標を見失ったり
自分のスケートを見失ったりもして


この本の中でも
2019年のスケカナのインタビューで


自分がやってきている道が本当に正しいのか
迷っていた


ということにも触れている
部分があって


読みながらこの時のことを思い出して
ちょっと苦しくなったりしました。


この時、優勝したのにね。
素晴らしい演技だったのにね。


でも、こんな苦しい胸の内を
抱えていたんだと思ったら
やっぱりちょっと苦しかったな。



本文をまる写しするのは控えたいと思うんですけど
代わりに、以前書いた記事を載せますね。



この時のスポニチさんの一問一答に
同じようなことが書かれてたんです。





この時の羽生くんの言葉


もう本当に
読んでいて辛くて苦しくて


だけど、改めて


繋ぎをやめないでいてくれてありがとう


下で回るのじゃなくて
正しいジャンプを
正しく跳んでくれてありがとう


って、感謝せずには
いられませんでした。



そういう羽生くんの
正しい努力が
正しく報われてよかった


これからも
正しく報われますように


って願うばかりです。



それから他にもいろいろ
読んでて辛い部分とかあって


最近だとコロナ禍での練習にも触れていて
それもこの本からの抜粋ではなくて


こちらの『フィギュアスケートマガジン』を
読んで感じたことの中に書いてるんですけど




どん底まで落ち切ったこと
一人は嫌だと感じたこと


そこから這い上がったこと


そして、


自分の演技が見ている人たちの
生きる活力になったらいいな、って。


明日まででなくてもいいから


演技が終わったあとの1秒だけでもいいから


って。



フィギュアスケートマガジンを
読んだ時にも感じたことだけど



羽生くんの演技は
終わったあと1秒だけじゃなくて
明日よりもまだずっともっと先までも
私の心に残り続けるものだから。



羽生くんが言う1秒なら


その1秒は100年先までだって続く1秒だと感じています。



そんな1秒を
今シーズンも感じたかったな


きっと羽生くんも感じてほしかっただろうな


なんてね
ちょっと思ったりもしたんですけどね。



まあ、でも
羽生くんならきっと
羽生くんのベストなタイミングで
心に残る1秒を感じさせてくれる
って信じてます。



明日よりずっと
1秒よりもっと


長く長くいつまでも
生きる活力となる演技を



夢のつづきをー。






『羽生結弦 未来をつくる』




心に残る本でした。



折山淑美さん
羽生くん
ありがとう。





平昌オリンピックで羽生くんを見て
真っ逆さまに堕ちちゃって


もうすぐ4年になろうとしているけど


本当、この4年間いろんなことが
あったんだなって
この本を読んでつくづく感じています。


辛いこと苦しいことが多かったけど
そんなことばかりじゃなくて


楽しいことも
嬉しいことも
幸せなことも
いっぱいいっぱいあったんだな
って感じてもいます。


でなきゃ
ここまで応援も出来なかったはずだから。


ここまで応援してきたんだもん
この先も応援していくからね。



羽生くんがつくる未来を
私も見てみたいから。


近くではないかもしれない。


遠い場所からかもしれない。



例えどこであっても


見続けるからね。


見届けるからね。



あなたがつくる未来を。















読んでくれてありがとう。












あ、そうだ。


皆さまカバーめくったりしました?


帯になってる天地様の写真はめくったと思うんです。


その下の白地に金文字の入った
カバーをめくると


そこにいるのは…