今日はこちらの純白の君の感想の
8回目になります。








毎回しつこくてすみません。




何度もお越しいただいてる方はスルーしてくださいね。

初めてお越しの方だけ
目を止めてくださいますよう願います。






では、早速感想に行きたいと思います。




P88から始まるこの章は
全日本選手権です。



私が初めて生で試合を観戦したあの全日本です。



試合もアイスショーもひっくるめて
初めて生でリアルで羽生くんを見たのが
この時でした。



試合の結果は
決していいと言えるものではなくて



今思い出しても
やっぱり胸のどこかが苦しくなってしまうんです。



だから、未だにこの時の試合の録画を
一度も観ていなければ



プレカンとかのインタビューも
一度も聞けてないんですけどね。



観た方がいい
聞いた方がいい
その方がもしかしたら
より羽生くんの気持ちに寄り添える
感想が書けるかもしれない
って思うんですけど、



言い訳のようになってしまうかもしれないんですけど



ここは私のブログで
私の想いを綴る場で



だから、観てない
聞いてない私ですけど
そんな私の感じたことを
感じたままに書ければいいかな
って思ったんです。



それが羽生くんの本当の気持ちと違っていても
それが田中さんの伝えたい想いと違っていても



私は私がこの写真たちを見て感じたことを
ここに綴ろうと思います。




って、前置きが長くなってしまいました。笑




ここからがちゃんとした感想です。




P88のこの章のタイトル
『競い合う友情』の文字の下にいたのは
相棒のプーさんの写真でした。



リンクのフェンスの上に
ぽつんと置かれたプーさんのティシュケース。



最初、このプーさんが
羽生くんの大切な友達っていう意味で
ここにこの写真が載せられたのかな?
って、ちょっと思ったんです。



けど、プーさんと羽生くんの関係って
友達というよりも


相棒とか御守りとかメンターとか
心の支えとしてあるものだと感じてたので


何度読み返しても
『友情』というものに違和感を感じてしまって


しかもその前の『競い合う』って
羽生くんとプーさんは
決して競い合ってなんかいないと思ったんです。


そう思った時に
このプーさんの視線の先に
友情があったのかな、って感じたんです。


ここには写ってないですけど
それでも


このプーさんの視線の先に


羽生くんと
競い合っていた選手の友情があった


ってそう感じたんです。



そんな友情を
こうやって少し離れたところから
プーさんが見守ってくれている



それも田中さんなりの配慮なのかな
って思ったんです。



本当にさりげなく配慮が行き届いていて
この写真集の試合のページは
オータムクラシックから
ファイナルまで
すべて10ページだったのに



この全日本だけ8ページと少ないんです。



ちなみにこの後の4大陸は14ページありました。



掲載されてる写真の数も全日本が1番少ないです。



オータムは17枚
スケカナは14枚
NHK杯は11枚
ファイナルは10枚
全日本は8枚
4大陸は14枚と


この写真集の中でも
ページ数が少なく
写真の枚数が少ないのが
この全日本選手権なんです。




私のように
あまり全日本を振り返ってない
全日本の羽生くんを見るのも辛い
っていうファンのためへの配慮なんでしょうか!?




そうかもしれないんですけど、
こんなことを言うと矛盾してるようなんですけど



私、羽生くんと友情を感じさせる
他のスケーターさんの写真
あってもよかったような気がしているんです。



先輩スケーターさんでも
後半スケーターさんでも
試合は試合
そして、
写真は写真なので



昌磨くんと写っていても
大輔さんと写っていても
そこは何も嫌な気分になることもなく



寧ろ見たかったかもしれないです。



映像は観れないのに
写真は見たいって
また勝手なことを言ってますけどね。笑



なんかそんな感じなんです。笑笑




って、油断するととめどなく長くなってしまってますね。



まだ1枚目のプーさんの写真についてしか
語ってないというのに。笑笑



いくらこの章の写真が少ないからと言って
これは酷いです。笑



ちゃっちゃと進めましょう。
写真の感想を。




プーさんの隣の写真は
黒い子の横顔の羽生くんがいました。



この章、この後に2枚の黒い子がいるんですけど
全部横顔の写真なんです。



横顔好きだから嬉しいんですけど
これってたまたま?
それとも狙って?



どうなんでしょうね。



いつか機会があれば
このことも訊いてみたいです。
(しかし、田中さんには訊きたいことがいっぱいだわ。笑
1番訊きたいのはあのタイトルに『果実』ってつけた理由だけど。笑笑)




横顔の1枚目は
右側の横顔の写真でした。



真っ直ぐ前を見つめる瞳が綺麗で
風になびく髪の毛も綺麗で



半開きの口元とか
くっきり出た喉仏とか
首筋のホクロとか
横顔のラインとか



とにかくこの人を形作っている
すべてのものが細胞レベルで
ピュアで綺麗って感じさせる写真でした。



きっと中身がとても綺麗なんでしょうね。



そんな中身の綺麗さが
表にあらわれた写真のように思えました。




そしてね、
そんな綺麗な羽生くんの見つめる先にあるものも
綺麗なものでありますように



って願いたくなる写真なのでした。




ページをめくると
俯いた黒い子の写真がありました。



右向きの横顔です。



これは、写真集の情報が出た時に
この写真集のマスターピースとも
アイコンとも言うべき写真のように
紹介されていた写真なんです。



どアップの羽生くんが下を向いていて



その伏し目がちな目元から
瞬きの音が聞こえてきそうな



半開きの口元から
呼吸音が聞こえてきそうな



髪の毛のシャンプーの香りや



頬の体温まで伝わってきそうな



そんな写真なんです。




いつまでも
いついつまでも
見ていられるそんな写真です。





その隣には
左の横顔の羽生くんがいました。



この羽生くんも1枚目の横顔同様に
前を向いているんですけど



1枚目よりも
意志の強さを感じるような写真だと思いました。



どこがどうって上手く言えないんですけど



1枚目はただ純粋で、ただ綺麗で
ただ滑ることを楽しんでいるように感じられたんですけど



この3枚目の横顔は
目標を持って滑っているような
何かに挑んでいるような
そんな強い意志が感じられたんです。




3枚とも黒い子の横顔なのに
受ける印象がそれぞれすべて違うって



やっぱり田中さん素晴らしいです。
(プロw)(カメラマンww)(当然ですwww)




ページをめくるとOtonal様がいらっしゃいました。



左ページには
手を前に揃えた感じの
身体は左横向き
顔は前を見ていて



この仕草は
たぶん3Aを跳ぶ前の



手を一旦前にやって
それからその手を振り下ろして反動をつけてから
跳び上がる、
そこのところだと思うんですけどね。



ジャンプの一瞬(決めつけてる。笑)
だったとしてもとても美しいそんな写真でした。



右ページには
両手を前にやった
立ち姿の美しいOtonal様がいました。



これは演技中ではなくて
最後の挨拶のシーンかと思うんですけど
どうでしょう?



この後、この両手を広げ
深々とお辞儀をしそうなんですけど。



後ろに引いた左足の具合とかからね
そんな風に感じたんです。




ページをめくると
今度はOrigin様がいらっしゃいました。



左ページにいたのは
冒頭の頭の横で腕を広げていくOrigin様です。


ここから滑り出そうとする
その手前のOrigin様。


グッと前を見据えているそのOrigin様は
少しね
少しなんですけど
心なしかいつもの覇気がないっていうか
どこか不安そうにも感じられるんです。


それは私がこの全日本のOriginの演技を
知ってしまっているから
そのように感じるのでしょうか?



なんだかね
少し、ほんの少しですよ?
頼りなげっていうか
心もとなげな印象を受けたのです。




右ページのOrigin様も
そう見るからなのでしょうか



やっぱりどこか
不安や戸惑いといったものを
抱えながら演技しているように見えました。



腰から上の後ろ姿も美しいOrigin様なんですけどね。


大好きな横顔なんですけどね。



なんだかね
疲れなのか(って言っていたのを聞いていたので
そのように感じるのかもしれないですけど)



勢いがあまり感じられない(って
たまたまそういう場面だったんでしょうけど)
写真に見えました。




あとね、やっぱり写真家の
田中さんの心模様も多分に
反映されてたかな?って思うんです。



撮った写真にも
載せる写真にも。



ファンへの配慮って最初の方に書いたけど



それはたぶん田中自身感じることがあって



ずっと前から羽生くんのことを撮り続けてきて
まるで親戚のおじさんか何かみたいに
親しく接してきて



だから、田中さん自身が
この全日本苦しかったんじゃないのかな?
ってそんな風に思ったんです。




会場で遠くにいて
初めての試合で
2年足らずの応援で(この時は)



そんな私でも何とも言えない気持ちになったこの全日本



選手のすぐ近くで
毎試合撮り続けて
それをもう何年も
って人が何も感じないわけ
ないじゃないですか!?




だから、
ファンや羽生くんに対しての
配慮もあったかもしれないですけど



田中さんご自身の
気持ちが、心が反映されたのかもしれないって
そんな風に思うんです。




人間が人間を撮るんですもん。



田中さんの中の何かが
反映されてたとしても
ちっともおかしくないですよね。




寧ろ、だからこそ惹かれるのだと思うんです。




田中さん
これからもそんな写真を撮り続けてくださいね。




だからぁ、まだ写真集の感想終わりじゃないし。笑
どうしてこの主は途中で締めみたいなことを
書いてしまうんでしょう⁇笑笑




癖なのかしら?笑










以上が、この回の感想になります。





さてお気に入りの写真選びなんですけど




うわぁー、今回も迷いました。




写真が少ないから簡単かなって思ったんですけど
これ、難しかったです。



横顔の黒い子に惹かれてしまって
けど、3枚の写真の中で決めかねて



もういっそ3枚にしようかと思ったんですけど、
決めました。




1枚目の黒い子の横顔です。



このピュアさに
この美しさに
やられました。




この目に映るものが
美しいものでありますように




って願いたくなる写真です。








皆さまのお気に入りの写真はどれですか?
よかったら教えてくれたら嬉しいです。








今回も長い記事にお付き合いくださり
ありがとうございました。









羽生くんの夢が叶いますように




羽生くんと皆さまが
笑顔で健康でいられますように




羽生くんと皆さまに
幸せがたくさん降りそそぎますように




新型コロナウィルスが収束して
穏やかな日常生活が送れますように