ようやくこれを観ました。







羽生結弦
覚醒の時


をようやく観たのです。



これいつポチったんでしたっけ⁇
4月⁇5月⁇
ブログを振り返ると
5月9日に届いたっていう記事がありました。



そ、そんなに前⁉︎
それからずっと放置していたの⁉︎



ってことですね。





あの、観たと言っても全部ではありません。




頭から観ようとしたんですけど
このDVD果てしなく長いんですよね。


本編だけで142分
特典映像で28分
合わせると170分という長さです。

3時間近くもあるんです。
中々3時間もDVDに張り付いてられません。


途中まで観かけてやめました。


メインメニューからパフォーマンス映像のところへ飛びました。



そしてこれまた順には観ずに
一番観たかった
2012年フランスのニースで行われた
世界選手権の演技を迷うことなく再生しました。



あのニースのロミジュリです。



羽生くんがCwWの中で

「あのニースは超えられないかもしれない」

と言ったそのニースのロミジュリです。



スマホの小さな画面で何度も何度も
繰り返し観たニースのロミジュリです。



それを52インチの大画面で観られるのです。
観られたのです。


何度も何度も何度も
ニースのロミジュリばかりリピしまくりです。


他のパフォーマンス映像もちょっとは観たんですけど、
やっぱり行き着くのはこのニースのロミジュリなんです。



いい加減リピを繰り返して
ニースのロミジュリに飽きてくるまで
このDVD頭から観るのは無理なような気がしています。



そういうことなので今日はこのDVDの感想ではなくて、
ニースのロミジュリについての感想を書きたいと思います。



まず初めに
私はこのニースのロミジュリが限りなく好きです。



どうしてこんなに好きなんだろう
って思うくらいに好きです。



そして好きなもののことについて書いてる時は
とめどなく長いです。



どうしてこんなに長いんだろう
って思うくらいに長くなってしまいます。



だから皆さんも覚悟しておいてください。
時間もないのに読もうとしないでください。
そういう方は出来たら出直してください。

そして時間のある時にでも来て
じっくり腰を据えて読んでください。



だって、ほら、
これまだ前置きの段階なのに
もうこんなに長いんですよ。



これ本文始まったらどれだけ長くなることやら、
書いてる本人にもちょっとわかりませんが、
まあ、短くなることはない、とだけは言っておきますね。




しかし、私、何故、
ニースのロミジュリがこんなに好きなんだろう?
ロミジュリは他にもあるじゃない、と

ニースのロミジュリの一つ前の映像の
2011年の全日本のロミジュリや
ソチでも披露した新のロミジュリの方も観てみたんです。



けど、全日本のロミジュリも
新のロミジュリも
そこまでガツンと来なかったんです。

響かなかったんです。



初めに断っておきます。
羽生くんの演技に甲乙だったり
優劣をつけるつもりはまったくありません。


そんなことが出来る分際だとも思ってません。


好きか凄い好きかはあっても
嫌いな演技もまずないです。



全日本のロミジュリなんてニースのほんの3カ月前の映像で、
ニースのロミジュリとそんな大して違わない演技のはずなのに、
片方はあまり響かなくて
片一方は凄く響いてくるって、
この違いは何?って思いました。


そして考えました。






まず思い当たったのが
羽生くんがやはりCwWの中で言った言葉

「一つとして同じ演技はない」

ということです。


これは凄くよくわかります。


ロボットやCGが滑っているのじゃあるまいし、
その日その日によって体調も違えば
心情も違ってくるはずです。
そしたら、それが演技に反映されるのは
ある意味当然のことだと思います。


どちらかと言うと同じな方がおかしいのです。



そして、それは演じている羽生くんに限ったことではありません。


観ている私たちにとっても同じことが言えるのです。


DVDやテレビを観ているのであっても
前はそんなに響かなかったのが
ある日から響くとか
その日に限ってとても心打たれるとかってことも
多々あることだと思います。


画面越しでそうなるんですよ。
なら、それ、会場だとどうなると思います?
もっと如実に表れますね。


その日の体調だったり心情だったり感情だったりするものが
その目の前で観せられている演技に
間違いなく反映されますね。




ここから少し自分の経験でものを言います。


私はフィギュアスケートの試合もアイスショーも
未経験です。
生で観たことは一度もありません。



ですが、13年来のKAT-TUNのファンで
9年のライブ参戦歴があります。

年に一度しかライブに行けない頃もありましたが
幸いなことに最近では年に二度三度と行ける時があって、
そうやって同じライブツアーに
複数回入るとわかってくるもの
見えてくるものがあるんです。



それはライブのノリと言うか
KAT-TUNのノリと言うか
客席のノリと言うか
その全部というか
なんですけど、

もうとにかくノリの違いがわかったりするのです。


ライブもその日その公演でまったく違います。

羽生くんの言う
一つとして同じ演技がないように
一つとして同じライブはないんです。


KAT-TUNのノリがよくても客席のノリがもう一つな日、

その反対にKAT-TUNのノリがイマイチでも客席が異様に盛り上がる日、

KAT-TUNも客席もどっちも盛り上がらない日、

またその反対にKAT-TUNも気合い充分、
客席もこれまでにないくらい盛り上がってる日、

とにかく、それくらい様々な日があるんです。



どうして同じ会場なのに
昨日と今日でこんなに違う日があるんだろう
って思ってしまうくらいなんですが、
それがあるんです。


 
中でも
お客さんの雰囲気、
KAT-TUNの雰囲気、
会場全体の雰囲気、
何もかもが違うというのを感じる時があって
そういう時は入った瞬間からもうわかりますね。

一種異様な空気に包まれているということが。



そういうライブは伝説となります。




その一種異様だと感じたあのライブのような雰囲気を


このニースのロミジュリに感じました。



たぶん羽生くんも違っていた
それを見守る客席も違っていた
そして会場全体も明らかに違っていたと
私は強く感じました。



全日本なんかとは比べ物にならないくらい
このニースは一種異様な空気に包まれていました。



ライブとフィギュアスケートの試合を
同じだと言っているのではありません。


似て非なるものだと理解しています。


理解した上で言っています。
それでも似ていると感じることはあると。


ライブ会場にも試合の会場にも
それを見守るお客さんがいます。
ファンがいます。


ライブでお客さんがいなかったら
それはライブにはなりません。
客が入れば入るほど
ライブは盛り上がり
彼らもより優れたパフォーマンスを見せてくれるのですから。



フィギュアスケートの試合は
客席に誰もいなくても成立するかもしれません。

けれど、そんな寂しい試合ないですよね。

まあ、誰もいないなんてことはまずあり得ないのですけど。


けど、想像してみてください。
誰もいない会場と
お客さんで埋め尽くされた会場とでは
選手たちはどちらの方が
より実力を発揮できるでしょうか?


羽生くんも言ってましたよね

「応援の声が
後ろから押していただけるものになる」

と。


たぶん羽生くんはこれまで
そういう客席からの声援を
後ろから押していただける力に変えて
試合で闘ってきたように感じました。



その羽生くんの力となる声援が
このニースの会場では一際大きかったように感じられたのです。



DVDに収められた全日本のロミジュリの会場と比べても
それは一目瞭然でした。



こんな大声援を受けての試合
この声援を力に変えた羽生くんの演技
客席と羽生くんが一体となった異様な会場の空気
盛り上がり

それがテレビ画面越しからでも 
ありありと伝わってくるのです。


震えずにはいられませんでした。


これに
このニースのロミジュリに
感動しないわけないじゃないですか。



何度観ても

何度も何度も観ても

感動せずにはいられませんでした。








ということで、ご覧のように
まだ羽生くんの演技にこれっぽっちも触れてませんが、
ここまででだいぶ長くなったので
これで一旦UPします。



次回、ようやく羽生くんの演技についての感想が書けそうです。




ここまでお付き合いくださった皆さま
本当にありがとうございます。



これに懲りてなければ
次もお付き合いのほど
よろしくお願いいたします。