FaOI 2日目も凄く盛り上がったようですね。
1日目よりもこなれた感があったとか!?
変わってるところもあったとか!?



ライブとかもそうですけど、
日々進化して行ってるんですよね。


同じ公演は2度とないというか。


羽生くんも言ってましたが
同じ振り付けであっても
まったく同じってことはないっていうのは本当によくわかります。


行く度に毎回違うから全ステしたくなるんですよね。
いつか全ステするのが夢です。


アイスショーもまだ1度も行ったことはないですけど、
いつか1度は行ってみたいと思ってるし、
もし1度行けたら、きっともっとって思うんだろうな、って思います。



幕張ラスト、今日の羽生くんはどんななんでしょうね。


今日も素敵な羽生くんでありますように。




さてさて今日も私はこちらです。
私は私の我が道を行きます。


Continues 〜with Wings〜より、
個々の継承、本日は佐野稔先生です。



「日本人として最初に世界選手権のメダルを獲ったパイオニア、佐野先生です。

仙台のリンクに佐野先生が来て、
スケート教室をやるっていう話があって、
それをきっかけに姉がスケートに行ってスケートを始めて、
姉がやったから僕も始めるっていう感じでスケートを始めたので、
僕のスケートを始める
本当になんか根本的なきっかけになった人です。

スケーターに寄り添ってくれる解説をしてくれるので、
僕はすごく楽しみにしてます。
選手を心から応援してくれてる気持ちというか、
そういうものがいつも伝わるなと思います」



解説でしかその姿を見たことがなかった佐野先生。
CiONTUの出演者リストにその名前があった時、
皆さん盛り上がってましたよね。

私も一応名前は知ってたし、
解説者としても何度か見聞きしていたと思うけど、
CiONTUで何をするの⁇やっぱり解説⁇なんて思ってました。


そしたら、初日のレポが落ちて、

「稔、スケート滑ってるってよ」って。

(それ「桐島、部活辞めるってよ」じゃね!?w)
(しかもちょっと古いww)


失礼。
言い直しましょう。

「佐野先生がスケート滑ってる!」

って目にしたからびっくり仰天でしたよ。
佐野先生滑ったの⁇って。

そして、最終日のCS放送を実際に見て本当にびっくりでしたよ。


そのスケーティングの綺麗さに。


御歳62歳でしたっけ⁇
アイスショーとかで滑るのは22年ぶり⁇


その間一度も滑ってなかった人のスケーティングなんですか!?

嘘でしょ⁇

めちゃくちゃ綺麗なんですけど。

最初の立ち姿から背筋がピンと伸びて、
つま先指先にまで神経が行き届いていて、
本当に美しいポージングだと思いました。

それは滑り出してからもずっとそうで、
もちろんスピードとかはないですし、
難しいステップとかそんなのは一切なかったですよ。

けど、動きの一つひとつ、
ポーズの一つひとつが
やっぱりとても綺麗で、
極めた人というのは
何年経ってもそれが健在なんだなぁ
ということがわかりました。



この時、披露されたのが「ブダペストの心」という曲で、
1977年、東京で行われた世界選手権で日本史上初のメダルとなる銅メダルを獲得、
その時フリーで滑った曲だそうです。

お歳は取られましたが、
きっと心はその頃に戻って
当時を思い出しながら滑られていたんでしょうね。

とても生き生きとして滑っている姿からそう感じました。


心はきっとあの頃に

って。





羽生くんがスケートを始めるきっかけになった佐野先生。

今もなお健在な美しいスケーティングと
スケーターに寄り添う解説をされる佐野先生。

そんな佐野先生から学んだことは
確実に羽生くんに受け継がれ
継承されていると思います。


以前、現役を引退した後のことを訊かれ

「世界中で、いろんな所を回りながら、
スケートで、本気で1位を目指している人に、
何か手助けをしたいなって思ってます」

と答えていたのが印象的でした。

羽生くんがそうやって人を教える立場、
手助けをする立場になった時に、
佐野先生から継承されたものが活かされるんではないでしょうか。


人に寄り添う解説をされる佐野先生のように

人に寄り添う手助けをする羽生くんの姿が

ありありと想像できるのですが。



そんな日が来るのを楽しみに


けど


しばらくは現役でいてほしいと願ってしまう



欲張りなYuMiなのでした。