Continues 〜with Wings〜
手を足の下のところに入れて、
2部でのジョニー・ウィアーさんの演技
オープニング映像から最初の挨拶までで、
3回にも分けて記事を書くことになるとは!?
皆さんも驚いて、いえ、呆れてらっしゃるでしょうけど、
何より書いてる本人が一番驚いて呆れてますからw
前からね、長くなるのはわかってたんですよ。
亀梨くんやKAT-TUNのこと書いてる方でもそうでしたから。
けど、あちらは年季もあるし、
こちらはそういった意味では短いし、
そんな書くこともないかな⁇
もう少し短くまとめられるかな⁇と思っていたら、
ところがドッコイですよ、
同じように長くなってしまうなんてね。
まあブログ主が一緒なんだから、
書く対象物が違ってもそんなに変化もなく
相変わらずということなんでしょうね。
て、そんなこんなが長いんだって!
無駄な前置きいらんから
さっさと本題に入らんかい!
って、誰か言いました⁇
私の心の声か!?w
いや、本当に四の五の言ってないで、本題に取り掛かりましょう。
前3つも一応"継承"ということについて書いてきたので、
ここからもそれをテーマに書いていきたいと思います。
個人個人に絞った"継承"を綴れればな、と思っています。
まずは、この方、
ジョニー・ウィアーさんです。
「いつも夢のような演技を見せてくれるスケーター、ジョニーです。
男子スケーターとしての美しさを極めた人だと思っています。
それぞれの曲にあった美しさ、
そして、それぞれの曲にあったスピンでの表現だとか、
ジャンプでの表現だとかそういったものが
非常に印象に残っているスケーターです。
手を足の下のところに入れて、
それで表現しているところから
それを昔マネしたりもしていました』
と羽生くんが語るのはジョニー・ウィアーさんの
パンケーキスピンのこと。
軸脚の膝に片方の脚を乗せ上半身をかぶせるスピン
という説明がありましたが
うん、かなり難しそうでした。
ど素人目線ですが、
シットスピンってそれだけで難しいんですよね。
それなのにこんなに身体をぺしゃんこにして、
その上、軸脚の膝の上に片方の脚を乗せるだなんて、
もうこの時点で人間技ではない感じがします。
なのに、乗せた脚の膝の間に出来た隙間に手を入れるなんて
最早神の領域ですか⁇
しかもそれが美しいんですよ!?
美の女神アフロディーテの仕業ですか⁇
ジョニー・ウィアーさんがアフロディーテなら
羽生くんのは月の女神アルテミスと称しましょうか⁇
それほど気高く澄んだスピンで
演技ですよね。
手の動きも綺麗で、
このパンケーキスピン、脚替えなども難なくやってるんですけど、
普通は利き脚とかあって、得手不得手がありそうなものを
羽生くんはどちらが利き脚なのかわからないくらいに、
どちらの脚を軸にしても回転速度が落ちることなく綺麗に回りますよね。
こんなところにも以前に聞いた、
技術の上に成り立つ芸術という言葉の要素を感じます。
「僕はスピンの時に手をつけることをよくやってるんですけども、
その大きなきっかけとなった存在」
ジョニー・ウィアーさんのことをこのように紹介していて、
そういう演技や技術のことは羽生くんにちゃんと継承されているんですが、
私はもう一つちゃんと継承されているものがあると感じました。
それは
美しい表現力
です。
ジョニー・ウィアーさんが醸し出す
美しい演技、
仕草、
表現力、
そういったものが
確実に羽生くんの中に継承されていると感じました。
本当に美しいですよね。
ため息が出てしまいます。
男性で赤いロングドレスを着こなせる人がどれほどいるのでしょう⁇
これだけ長いドレスの裾を身体の一部のように
ひらひらと翻しながら舞うことの出来る人が
どれだけいるのでしょう⁇
もし、次にこういう衣装を着て滑ることが出来る人がいるなら、
それは羽生結弦をおいて他にはいないと思います。
この衣装の賛否や好き嫌いは別として。
美や優雅さに長けた人でないと
この衣装は着こなせないでしょう。
そして、この衣装を含めたトータル的な演技の出来る人もちょっといないと思います。
今というか
この先の未来、
それが出来る可能性があるのは
羽生くんをおいて他には本当に思い浮かばないです。
私、このCiONTUを見て
ここに出演されてる全てのスケーターを初めてちゃんと目にして、
全てのスケーターの演技を初めてちゃんと観たんですけど、
(本当にスケートに疎くてすみません)
初めて見る人であっても、
羽生くん以外の人でも、
心打たれるんだ、って知りました。
偉大なスケーターって言うのは
誇張してそう言っているのではなくて、
本当にそうであって、
そういうスケーターたちの演技の端々が
仕草の所々が
ちゃんと羽生くんに受け継がれているって、
それこそ継承されているって
感じることが出来ました。
この方々がどれほど偉大なスケーターであるのか、
羽生くんに出逢ってなかったら
知りもしないことでした。
それがどうやって受け継がれてるのかも。
羽生くんに出逢ってから
私の世界は広がりました。
羽生くん
本当に本当にありがとう。