ラストです。

泣いても笑ってもラストです。






【最近知った羽生結弦くんの66のこと】




66 弱さは強さ。



私が見逃した、
録画もしてなかった、
報道ステーションで流れた言葉です。


松岡修造さんが羽生くんの数々の言葉を書にしたためたものの中にあった言葉です。


『弱さは強さ』

 



この『弱さは強さ』は
松岡修造さんにとって一番印象的な言葉で、
羽生くんにとっても好きな言葉だということでした。


松岡「僕、羽生さんには申し訳ないんですけど、
ソチオリンピックで金メダルを獲った後、話を聞いた時に、
失敗とか消極的な言葉ばっか言われてたから、
羽生さんに『こんな弱い金メダリストって初めていた、って。聞いた』って言ったのかな。
そしたら
『修造さん、
弱さってのは強さに変わってくんです』
って、本当にそうなんだって思って。
これどんな思いですか?」


羽生「それこそまた、右足が今弱いって状況も強さに変わるなというふうに思いますね。
やはり弱さがあるからこそ
強さってものが見えてくるし、
あのう、よく言うじゃないですか。
馬鹿と天才は表裏一体的な感じですね。
弱さと強さも
僕は表裏一体と思っていて
その弱さを強さに転換させられれば、
それは強さになると僕は思ってます」



この言葉を聞いて、
羽生くんって弱いの!?って驚いて
それまで私の中にあった羽生結弦という人物像が崩れました。

けど、それは悪い意味ではなくて、
いい意味で崩れたのでした。


好きになりました。

この言葉を聞いた瞬間に

また好きになりました。



正直に言うと絶対王者なんて言葉好きじゃなかったです。

羽生くんが何もかも兼ね備えた完璧な絶対王者みたいな人物だったら
私はここまでハマってなかったと思います。

絶対王者!?クソ喰らえ!です。


絶対なんて言葉も嫌いです。

13年間のヲタ生活の上で
絶対なんてことが絶対にないということを
学んできました。

悲しいかな学んでしまったのです。

3度の脱退を繰り返された結果
学ばざるを得なかったのです。

「最後の1人になってもKAT-TUNでいる」
って言ってた奴が辞めなければならなくなった時に、
嫌でも学んだのです。

絶対絶対にないということを。



だから、絶対王者と呼ばれている羽生くんから、
王者らしからぬ「弱さ」なんて言葉を聞いた時、ホッとしました。


ああ、よかった、って思いました。


完璧な人が苦手だから。
完璧な人に魅力を感じないから。


どこか抜けてたり
どこか弱かったり
どこか駄目な部分があったりする人に
惹かれてしまうんです。



涙もろくて、
こだわるところにはとことんこだわって、
だけどこだわらないところには無頓着で、
礼儀正しくて、
負けず嫌いで、
周りにいつも感謝して、
色気ダダ漏れしてるのに色気って言葉が好きじゃなくて、
オーラだって溢れているのにオーラが無いと言ったりして、
技術の上に成り立った素晴らしい芸術性のある演技をするのに、
人一倍傷つきやすくて繊細で、
死のうともするほど脆くて、
絶対王者のように凛々しく君臨しているのかと思いきや、
弱さを持った、
その弱さを強さに変えようとする、

ただの23歳、

それが羽生結弦という人なんです。


私が好きになった羽生くんなのです。


強さだけの絶対王者ではない

弱さを持った人間、羽生結弦なんです。



そこに惚れたのです。
そこを好きになったのです。


そして


堕ちたのです。



羽生結弦という人に。


絶対王者だから好きになったのではありません。



人の薫りのする王者だから好きになったのです。 



フィギュアスケートマガジンに載っていた言葉です。

以前にも一度この言葉を紹介しました。

なんか私もう、フィギュアスケートマガジンが好きすぎて、
山口さんの文章が好きすぎて、
ここで何回、この雑誌や山口さんに触れた記事を書いたことでしょう⁇



けど、この言葉、

人の薫りのする王者

これほど羽生くんに相応しいフレーズはないと思うくらいに
本当に好きです。大好きです。



これから先、羽生くんがどれだけ競技生活を続けていって、
どれだけの栄誉を勝ち取るのかわかりませんが、
どれだけ勝っても
どれだけ賞を獲っても
人の薫りを失わないでいてほしいです。


きっと失わない人だと思うんですけど。












【最近知った羽生結弦くんの66のこと】



『弱さは強さ』で締めました。


『人の薫りのする王者』も候補に挙げてみたんですけど、
それじゃ綺麗すぎて、
しっくり行きすぎて、やめました。


しっくり行くののどこが駄目なの⁇って
声が聞こえてきそうですが、
思い返してみてください。


この『最近知った羽生結弦くんの66のこと』
初っ端が『触角がある』だったんですよw


折り返しの33番目の項目が『ガキンチョ』とくれば、
ラスト66は『人の薫りのする王者』じゃ綺麗すぎます。

出来過ぎです。あきまへん!


やっぱりここはオチをつけなければww
って、いえ、オチのつもりじゃないです。

真剣に考えました。

考えに考えて、
けど綺麗すぎない『弱さは強さ』になったんです。


羽生くんも好きだと言った言葉です。


そして

もちろん私も大好きな言葉です。



結果、大好きな言葉でこの『最近知った羽生結弦くんの66のこと』を締められたことは大満足です。




平昌オリンピックを見て羽生くんに堕ちた私は
好きが高じてここでブログを始めてしまいました。


想いがあればなんとかなると思って
記事を綴ってきましたが、
それでも自分の知らなさ加減が嫌になることもありました。


平昌からしか見て来なかったのですから、
それ以前のことを知らなくてもそんなの当然のことだし、
それを嘆いたところで何も始まりません。


知らなければこれから知っていけばいいのだし、
一つ羽生くんのことを知って行く度に
一つ感動も増えて行くし、

その感動をブログの中で記事にすればいいんだ、ってそう思って始めた

【最近知った羽生結弦くんの66のこと】

でした。



長く羽生くんを応援してきた方や
熱く羽生くんを見てきた方からすれば、
取るに足らない内容だったかもしれませんが、

それでも新規は新規なりに
思ったこと感じたことを
一生懸命言葉にしてみました。

心を込めました。
これでも。



こんな拙いブログに
お越しくださった皆様、
いいね!してくださった方々、
コメントも寄せてくださった方々、

本当に本当にありがとうございました。


読んでくださる方がいるから
いいね!やコメントをくださる方がいるから、
それを励みに頑張れたような気がします。

本当に感謝してもしきれません。



この『最近知った羽生結弦くんの66のこと』は
今日で終わりを迎えましたが、
これからも羽生くんへの想いはたっぷり綴って行くつもりなので、
またお時間のある時にでも立ち寄って覗いてくれれば幸いです。








(お写真本当にたくさんお借りしました。
ありがとうございました)