おはようございます。


昨日はお天気もよく
凄く暑かったですね。


今日も暑くなりそうですね。



そんな時候の挨拶もほどほどにしてこちらに参りましょう。





【最近知った羽生結弦くんの66のこと】





51 氷に感謝する。




リンクに入る時
リンクから出る時
いつも氷に触れたりしている羽生くん。


「よろしく」

「ありがとう」

って挨拶しているみたいに。







この平昌オリンピックの
この場面では
間違いなく
氷に感謝していた羽生くん。


とても心に残るシーンでした。



私は物にも魂が宿っていると思っています。
だから、物を大事にすればするほど
その物は持ち主の役に立ってくれると
そう感じています。


以前、本を粗末に扱うのが許せないと書いたこともありましたが、
それは本にも魂があると思っているからです。


それから、昔やっていた仕事で苦手な作業があった時に
その材料たちに呼びかけてました。

「一生懸命作業するから
力を貸してくださいね」と。

仕事の材料それぞれに魂があると思っていたからです。


この人、なんか頭おかしいこと言ってるよ、
と思われても構いません。


物にも魂があるという言い方をしましたが、
言い換えれば、それはつまり、
どんな小さな物にも一つひとつに神様がいると
思っているということです。

その一つひとつの小さな神様に語りかけるように仕事をしていました。

神様、力を貸してくださいね、と。


そして、神様を大切にするように
物を大切にしようと心がけていたのです。



だから、羽生くんの、
氷に挨拶したり感謝したりする行為が
自分が昔仕事していた時の行為とだぶって見えました。


一緒にするなと言われそうですが、

羽生くんの氷に対しての接し方が
とても恭しく感じられたので、
思わずそんなことを思ってしまいました。






CiONTUでの
オープニングのこのシーンでも
本当に大切そうに氷に触れる羽生くん。


氷に羽生くんの想いが届いているかのようでした。


氷の神様に敬意を持って接し
氷の神様から愛されていると
そう感じました。





52 足首に感謝する。





この発想はなかったです。


スポーツをやっている者なら誰しも
その場所に感謝して礼を尽くすのは
ある意味当たり前の行為です。


柔道家が道場に入る前、出て行く時、
一礼するのはよく見かける行為です。


野球選手もまた然りです。
グラウンドに入る前、去る時、
バッターボックスに入った時、
守備位置に着いた時、
それぞれそこで一礼をしています。


野球選手ではない亀梨くんも
野球の取材でグラウンドを訪れる時は必ず一礼をしてから入ってますし、
帰る時も必ず一礼をしてから出て行くようにしています。

私はそういう姿を何度も目にしてきました。


だから、51の項目であげた行為は
その競技をする人たちにとっては割と当たり前のことだと思いますが、

この羽生くんの行為、
足首に感謝する、っていうのは
ちょっと他では見たことがないかもしれません。


けど、とても素敵な行為ですよね。


怪我がまだ治りきっていない足首。
いつもきつい練習で酷使してきた足首。
オリンピックの本番の舞台で耐えてくれた足首。

そんな足首に感謝をしてる羽生くんの姿は
とても印象的でした。


この足首と一生付き合っていくのですから、

感謝をして
いたわって
時にまた酷使することはあっても
その後にまたねぎらって、

そうやって繰り返し繰り返しこの先もずっと
支えてもらわなければならないこの足首に
感謝をする羽生くん。


好きにならずにはいられない姿でした。




53 感謝の気持ちを忘れない。



51、52にも共通しているんですが、
つまりこういうことですよね、

いつも感謝の気持ちを忘れないってこと。


金メダルが確定した直後のメダリスト会見でも
今の心境を訊かれたのに、口にしたのは感謝の言葉でした。


「まずはこうやってオリンピックの舞台で滑れたことを幸せに思います。
うんと…うんと…その前に1つだけ言わせてください。

こうやってまず、自分のことで、
スケートも金メダルを獲れてうれしく思いますが、
何よりもこのオリンピックで滑ったたくさんのスケーター、
そしてこのオリンピックをつくり上げてくださったたくさんのスタッフの方々、
そしてその周りにいるたくさんのコーチ、
サポーターのチームメンバー含めて、
本当に感謝しています。
ありがとうございました。

そして、何よりもここで滑った素晴らしいスケーターの皆さん、
ホントにありがとうございました。
皆さんがいて、このオリンピックができたと思っています。
本当に皆さんと一緒に滑れてうれしく思います。
ありがとうございます」




一体何人の人に
何回感謝の言葉を述べたの?ってくらい
ありがとうございました
って言った羽生くん。


滑る前からファンの方々への感謝は口にしていたし、
家族へももちろん感謝していたし、
ここでもこんなに多くの方々に向けて感謝していました。


この功績を
2大会連続の金メダルを
決して自分1人の力だとは思わずに
まず最初に周囲の人々へ感謝することを忘れない、
その中身に、
その人間性に感動すら覚えました。


やっぱり何者なんでしょう⁇

羽生結弦時いう人は。





【最近知った羽生結弦くんの66のこと】




今回の記事を書いて思ったことは
私も周囲の人や物にもいつも感謝しよう、
ってことです。


本当に見習うべきことが多くて
羽生結弦という人物やその生き方が
もうすでに私の中でバイブルのようになりつつあります。

生きたバイブルです。






(お写真感謝してお借りしました)